2019年12月04日

とうとう!ズッコケ中年三人組を借りてきた!(age48,49)/中1になって自分たちだけで地域の図書館にも出入り、自習室も使う

嬉しそうに借りてきた。あっという間に読んでしまった。が、感想を聞くと微妙そうに口を濁してしまった。私は読むひまがなくて残念だったのだがアマゾンの書評によるとなるほど。「ズッコケ三人組」の中にもいくつかは捨て巻だなと思うようなものがあったのを思い出した。

子は中受が終わって「ズッコケ三人組」の残りを読むのを楽しみにしていた。実際何冊かは借りてきた。面白かったらしい。が、中学生には少々物足りなくなっていたのかもしれない。それで「中年三人組」ならばとワクワクしながら借りてきたのだろうと想像する。児童書には旬がある。のめり込むように読んでいた小6の頃に思いっきり全部読めればよかったのだなぁ。

ズッコケ中年三人組age48
那須 正幹
2013/12/2
ポプラ社

ズッコケ中年三人組age49
那須 正幹 2
014/12/3
ポプラ社


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2019年07月29日

うわさのズッコケ株式会社/「株式会社」の面白い楽しい教科書のような物語だった!けっこう怖いですよスリル満点ドキドキしすぎる


こども文学館66
うわさのズッコケ株式会社
那須正幹 作
前川 かずお 絵
1986/7 第1刷
2007/11 第34刷
ポプラ社

子が自分で地域の図書館に行って自分で借りてきた記念すべき本だから余裕がないのに3冊も読んだところ、余裕ができた。それで次に借りてきたズッコケ三人組シリーズも読んでみる気になった。「余裕」というものがどれだけただのストーリー(解釈)なのかがよくわかってしまったような逸話だが(笑)。

題名が気になったもの確かだ。小6の三人組が会社を設立するのかしら?

したのだ。

株にし総会まで開いて。

一番の見どころは商売を始める手前から解散までを具体的にわかりやすく描写しているところだ。つまり、「株式会社」というものの正体がよくわかるのだ。一番の教科書かもしれない。

今後わたしに「株式会社ってなに?」と聞く人がいたら、答える代わりにこの本を紹介する。




20190720_7.jpg

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2019年07月04日

ズッコケ三人組が行楽だった小6の夏休み/「一日中、連日、このシリーズを読み続けることができたら天国なのに」小学校読書ライフの集大成のシリーズ


新・こども文学館
ズッコケ三人組シリーズ
作家 那須正幹
画家 前川かずお
作画 高橋信也
1978.2〜2004.12
ポプラ社

小6の夏休み。受験体制なので遊ばなかった。が、地味に案外と時間を使ったのが読書だった。このシリーズ、1冊2時間から3時間かかる。それを12冊読んだのだ。単純計算で24時間から36時間である。一日8時間に直せば3〜5日分になるのかも。

一日中、連日、このシリーズを読み続けることができたら天国なのに」と満ち足りた表情で言ったものだ。

ということで、小6の夏の「ズッコケ三人組シリーズ」読了分。

親が読み切れずに未読となってしまった巻を灰色で記載。こうやってさかのぼるとよくわかるのだが、子の読書に伴走できなくなったのはこのあたりからだ。大人の場合、もしかしたら読書というのは日常生活が順調な時にするものなのだな。


ズッコケ財宝調査隊
花のズッコケ児童会長
ズッコケ山岳救助隊
ズッコケTV本番中
ズッコケ妖怪大図鑑
ズッコケ三人組対怪盗X
ズッコケ三人組と学校の怪談
ズッコケ三人組と死神人形
ズッコケ三人組ハワイに行く
ズッコケ家出大旅行
ズッコケ情報公開(秘)ファイル
ズッコケ愛のプレゼント計画


このシリーズのファンは皆そうなのかもしれないけれど、主人公の3人の性格は子に当てはまる部分が多い。友達との間で楽しそうに遊ぶ子はハチベエ、宿題や中受の準備をする子はハカセ。思わぬところで慎重になる様子もハカセだ。「ズッコケ三人組シリーズ」を手にのんびりとしていたり、テレビを見ながらお菓子を食べている様子はモーちゃんだ。

3人みんなに共感しながら読んでいるんだろうなぁ。

子の小学校の読書ライフの集大成がこのシリーズだ。

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2019年07月03日

ズッコケ三人組読了記録(個人的な覚書)/文庫で借りて学校で読むために予約する必要から。さっさと読了してほしくて(?)、親も協力(笑)

借りれる期限が迫ったのでいったん全部返すことにした。なので、読了、未読メモをここに置いておくことにした。私にしか関係のないメモだけれど。

中学生になって家で読書をする時間がなくなった。といっても学校に持っていけば結構読書するようだ。ということは文庫を予約して借りるしかないのだろうな。現に文庫で借りた2冊は学校で読了した。となると公立図書館なので親の出番である。

このシリーズには年齢的な旬があるような気がするので、協力することにした。



個人的な記録、ここから********************
青いのは小6の春に学校で借りたもの(6冊)
地域の図書館で小6の夏休みに借りたもので怖くないの(8冊)
地域の図書館で小6の夏休みに借りたもので怖いの(5冊〜小6夏休みで合計19冊読了
受験が終わって小6の3月にから借りた(7冊)
中1になって6月に借りた単行本(4冊)ズッコケ文庫(2冊)読み切れなかった単行本(4冊)
                    〜ここまでで読了計32冊
                    〜残り18冊

                    私も読了した巻には、内容のキーワードをメモしている。


1、それいけズッコケ三人組 1978.2 前川かずお絵
2、ぼくらはズッコケ探偵団 1979.4   9月、公園隣の小西家
3、ズッコケ(秘)大作戦 1980.3
4、あやうしズッコケ探険隊★ 1980.12
5、ズッコケ心霊学入門 1981.10
6、ズッコケ時間漂流記 1982.8
7、とびだせズッコケ事件記者 1983.3 (ズッコケ文庫)
8、こちらズッコケ探偵事務所 1983.11   9月、荷物のすり替え事件
9、ズッコケ財宝調査隊 1984.6
10、ズッコケ山賊修業中 1984.12
11、花のズッコケ児童会長 1985.6
12、ズッコケ宇宙大旅行★1985.12
13、うわさのズッコケ株式会社 1986.7
14、ズッコケ恐怖体験★1986.12
15、ズッコケ結婚相談所 1987.7   4月〜5月(GW)、上京
16、謎のズッコケ海賊島 1987.12
17、ズッコケ文化祭事件 1988.8    2月、ズッコケシリーズ誕生秘話らしき
18、驚異のズッコケ大時震 1988.12
19、ズッコケ三人組の推理教室 1989.7   7月、猫
20、大当たりズッコケ占い百科 1989.12   こっくりさん、呪いの紙人形、中受事情
21、ズッコケ山岳救助隊 1990.8   8月後半子ども会山登り、誘拐被害者を助ける
22、ズッコケTV本番中 1990.12
23、ズッコケ妖怪大図鑑 1991.8   年末年始(12月〜1月)、裏の神社
24、夢のズッコケ修学旅行 1991.12
25、ズッコケ三人組の未来報告 1992.8
26、ズッコケ三人組対怪盗X 1992.12 高橋信也作画
27、ズッコケ三人組の大運動会 1993.7
28、参上!ズッコケ忍者軍団 1993.12
29、ズッコケ三人組のミステリーツアー 1994.7
30、ズッコケ三人組と学校の怪談 1994.12
31、ズッコケ発明狂時代 1995.7
32、ズッコケ愛の動物記 1995.12
33、ズッコケ三人組の神様体験 1996.7
34、ズッコケ三人組と死神人形 1996.12
35、ズッコケ三人組ハワイに行く 1997.7
36、ズッコケ三人組のダイエット講座 1997.12
37、ズッコケ脅威の大震災 1998.7
38、ズッコケ怪盗Xの再挑戦 1998.12
39、ズッコケ海底大陸の秘密 1999.7
40、ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー 1999.12
41、緊急入院!ズッコケ病院大事件 2000.7 (ズッコケ文庫)
42、ズッコケ家出大旅行 2000.12   4月、新見、大阪
43、ズッコケ芸能界情報 2001.7
44、ズッコケ怪盗X最後の戦い 2001.12
45、ズッコケ情報公開(秘)ファイル 2002.7  7月、オンブズマン
46、ズッコケ三人組の地底王国 2002.12
47.ズッコケ魔の異郷伝説 2003.7
48、ズッコケ怪奇館幽霊の正体 2003.12
49、ズッコケ愛のプレゼント計画 2004.7   2月、隣の小学校と中学生活への希望、地域への開眼
50、ズッコケ三人組の卒業式★2004.12

個人的な記録、ここまで********************


まだ18冊も未読なんだ!中学生の今となっては朗報なのか悲報なのかわからないが、子は今でも楽しんでいる。小学校高学年になっても未読のゾロリを見つけたらいそいそと借りていたのを考えると、本当に楽しいのだろうな。でも、星新一の未読があればそちらを優先しているので、本人も優先順位には葛藤があるかもしれない。

文庫で借りれば学校に持っていける。文庫は人気なのか全然図書館に「いない」。予約を入れて地道に借りるしかない。

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2019年04月04日

リスト★ズッコケ三人組シリーズ/小6春休みの一気読み、読み始めたらどっぷり〜楽しいらしい


新・こども文学館
ズッコケ三人組シリーズ
作家 那須正幹
原画 前川かずお、高橋信也
1978年2月〜2004年12月
ポプラ社

小6の5月に「ズッコケ文化祭事件」を借りてきたのが始まりだった。本人的レベル内での話だが中受真っただ中ではあったので5月に最初のも合わせて2冊、6月に3冊、7月に1冊を学校から借りてきた。夏休みに入る直前に親の私が地域の図書館で無作為に13冊借りて帰ったものの中にものすごく怖い物語があってトイレに行けなくなったり(笑)。

中受終わって読書解禁。しばらくは学校から星新一ばかり借りていたのでもう忘れたのかと思っていたところ、春休みに入る直前に「(地域の)図書館に行かないとね」とぼそっと言い始めて、春休み第一弾7冊、第二弾が8冊。第二弾は星新一に押され気味で失速気味ではあるけれど。

ということで、ここまでで合計が34冊だ。私も読んだものは10冊そこそこ。子は読んでほしそうだ。読書体験を共有したいんだよね。けれど子は一日に3冊も立て続けに読むこともある。こうなるともう、親である私は同じ本を伴走して読むことは不可能だ。大人は忙しいのだな、と改めてしみじみと実感した。




春休み第一弾

1、それいけズッコケ三人組 1978.2 
25、ズッコケ三人組の未来報告 1992.8  この中では少しだけ怖かった
31、ズッコケ発明狂時代 1995.7
32、ズッコケ愛の動物記 1995.12
40、ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー 1999.12
44、ズッコケ怪盗X最後の戦い 2001.12  ←この中では一番面白かった
46、ズッコケ三人組の地底王国 2002.12  2番目に面白かった


春休み第二弾

6、ズッコケ時間漂流記 1982.8
10、ズッコケ山賊修業中 1984.12
16、謎のズッコケ海賊島 1987.12
29、ズッコケ三人組のミステリーツアー 1994.7
37、ズッコケ脅威の大震災 1998.7
39、ズッコケ海底大陸の秘密 1999.7
47.ズッコケ魔の異郷伝説 2003.7
48、ズッコケ怪奇館幽霊の正体 2003.12

↑ ※(注!)怖いのが多いらしいですよ(○^.^○)/夜読んだらトイレに行けないかも?!




リスト再掲、小6春休み、一気読み第一弾はピンク色第二弾が橙色

リスト★ズッコケ三人組 ポプラ社
作家 那須正幹
ポプラ社

1、それいけズッコケ三人組 1978.2 前川かずお絵
2、ぼくらはズッコケ探偵団 1979.4   9月、公園隣の小西家
3、ズッコケ(秘)大作戦 1980.3
4、あやうしズッコケ探険隊 1980.12
5、ズッコケ心霊学入門 1981.10
6、ズッコケ時間漂流記 1982.8
7、とびだせズッコケ事件記者 1983.3
8、こちらズッコケ探偵事務所 1983.11   9月、荷物のすり替え事件
9、ズッコケ財宝調査隊 1984.6
10、ズッコケ山賊修業中 1984.12
11、花のズッコケ児童会長 1985.6
12、ズッコケ宇宙大旅行 1985.12
13、うわさのズッコケ株式会社 1986.7
14、ズッコケ恐怖体験 1986.12
15、ズッコケ結婚相談所 1987.7   4月〜5月(GW)、上京
16、謎のズッコケ海賊島 1987.12
17、ズッコケ文化祭事件 1988.8    2月、ズッコケシリーズ誕生秘話らしき
18、驚異のズッコケ大時震 1988.12
19、ズッコケ三人組の推理教室 1989.7   7月、猫
20、大当たりズッコケ占い百科 1989.12   こっくりさん、呪いの紙人形、中受事情
21、ズッコケ山岳救助隊 1990.8   8月後半子ども会山登り、誘拐被害者を助ける
22、ズッコケTV本番中 1990.12
23、ズッコケ妖怪大図鑑 1991.8   年末年始(12月〜1月)、裏の神社
24、夢のズッコケ修学旅行 1991.12
25、ズッコケ三人組の未来報告 1992.8
26、ズッコケ三人組対怪盗X 1992.12 高橋信也作画
27、ズッコケ三人組の大運動会 1993.7
28、参上!ズッコケ忍者軍団 1993.12
29、ズッコケ三人組のミステリーツアー 1994.7
30、ズッコケ三人組と学校の怪談 1994.12
31、ズッコケ発明狂時代 1995.7
32、ズッコケ愛の動物記 1995.12
33、ズッコケ三人組の神様体験 1996.7
34、ズッコケ三人組と死神人形 1996.12
35、ズッコケ三人組ハワイに行く 1997.7
36、ズッコケ三人組のダイエット講座 1997.12
37、ズッコケ脅威の大震災 1998.7
38、ズッコケ怪盗Xの再挑戦 1998.12
39、ズッコケ海底大陸の秘密 1999.7
40、ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー 1999.12
41、緊急入院!ズッコケ病院大事件 2000.7
42、ズッコケ家出大旅行 2000.12   4月、新見、大阪
43、ズッコケ芸能界情報 2001.7
44、ズッコケ怪盗X最後の戦い 2001.12
45、ズッコケ情報公開(秘)ファイル 2002.7  7月、オンブズマン
46、ズッコケ三人組の地底王国 2002.12
47.ズッコケ魔の異郷伝説 2003.7
48、ズッコケ怪奇館幽霊の正体 2003.12
49、ズッコケ愛のプレゼント計画 2004.7   2月、隣の小学校と中学生活への希望、地域への開眼
50、ズッコケ三人組の卒業式 2004.12



残るは16冊。ここまで減ると、タイミングが悪くて借りれない本が出てきそうだ。予約を入れるかな。

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ズッコケ結婚相談所/読みながら帰ってくるようになった、親も読んじゃった。ものすごい充実感<
ぼくらはズッコケ探偵団/何を書いてもネタバレしそうなほどの本格ミステリー!すごいすごい。
こちらズッコケ探偵事務所/小6が大人顔負けの推理と行動力でハードボイルドなミステリー。スリル満点!ドキドキハラハラ怖かったぁ〜!
ズッコケ三人組の推理教室/ネコが大変だ!三人組+美人クラスメートの大活躍にワクワクする!止まらなくなるよ。
大当たりズッコケ占い百科/ズッコケ三人組の深みと凄みのある素晴らしい探偵もの、おもしろすぎて次が楽しみ過ぎて、、、
ズッコケ文化祭事件/親も読了!なんというすばらしい物語だろう、キラキラ輝いていて深淵で、そして爆笑できて(笑)(笑)(笑)
ズッコケ情報公開(秘)ファイル/子が恐くて途中でトイレに行けなくなった!そんなに怖いのか?現実的な社会派ハードボイルドミステリー




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2019年03月18日

リスト★ズッコケ三人組/受験後大量に借りたよ!時系列がすごいことになっている!怖くて夜にトイレに行けなくなる巻がある!


時系列順に整理整頓されたホームページが存在するはずだと検索してみたら、あった。

↑ おもしろい。全編読み終えてから再び眺めたら、本当に楽しいだろうな。


子が夜中に読んでいて、途中でトイレに行けなくなるという巻があった。怖いと子が思ったものを赤い文字にしておいた(5冊)。大人の私から見るともっと怖そうなものもあるんだけれど、子どもが恐いと感じるものと大人がそう思うものにはズレがあるのかもしれない。

あとは個人的な記録ですが、青いのは学校で借りたもの(6冊)地域の図書館で借りたもので怖くないのが8冊なので、小6夏休みで合計19冊も読了している。そして今回、受験が終わってから借りた7冊を桃色にしておいた。

貴重な小6の天王山の夏休みに、なんでこんなにたくさんズッコケ三人組シリーズを借りてきてしまったんだろうかと、軽く後悔したのだけれど、学校の宿題でどうせ少なくとも5冊は本を読まないといけなかったらしい。二学期からはもう家で楽しみで本を読むことは叶わないと思ったほうがよさそうだね、とは話してあった。あとは、受験が終わってからの楽しみだ。全50冊なので19冊を引くと残りはわずか31冊。

受験が終わると、学校では星新一ばかり借りてきた。なので「ズッコケ3人組」には興味がなくなったのかと思ったらさにあらず。地域の図書館に連れていったところ、腕いっぱいに抱えてやってきてにっこり。

けれど少しだけテンションは下がったらしい。というのも、借りてきたほかの本から読み始めたのだ。児童書にはどうしても旬というものがあるらしい。


リスト★ズッコケ三人組 ポプラ社
作家 那須正幹
ポプラ社

1、それいけズッコケ三人組 1978.2 前川かずお絵
2、ぼくらはズッコケ探偵団 1979.4   9月、公園隣の小西家
3、ズッコケ(秘)大作戦 1980.3
4、あやうしズッコケ探険隊 1980.12
5、ズッコケ心霊学入門 1981.10
6、ズッコケ時間漂流記 1982.8
7、とびだせズッコケ事件記者 1983.3
8、こちらズッコケ探偵事務所 1983.11   9月、荷物のすり替え事件
9、ズッコケ財宝調査隊 1984.6
10、ズッコケ山賊修業中 1984.12
11、花のズッコケ児童会長 1985.6
12、ズッコケ宇宙大旅行 1985.12
13、うわさのズッコケ株式会社 1986.7
14、ズッコケ恐怖体験 1986.12
15、ズッコケ結婚相談所 1987.7   4月〜5月(GW)、上京
16、謎のズッコケ海賊島 1987.12
17、ズッコケ文化祭事件 1988.8    2月、ズッコケシリーズ誕生秘話らしき
18、驚異のズッコケ大時震 1988.12
19、ズッコケ三人組の推理教室 1989.7   7月、猫
20、大当たりズッコケ占い百科 1989.12   こっくりさん、呪いの紙人形、中受事情
21、ズッコケ山岳救助隊 1990.8   8月後半子ども会山登り、誘拐被害者を助ける
22、ズッコケTV本番中 1990.12
23、ズッコケ妖怪大図鑑 1991.8   年末年始(12月〜1月)、裏の神社
24、夢のズッコケ修学旅行 1991.12
25、ズッコケ三人組の未来報告 1992.8
26、ズッコケ三人組対怪盗X 1992.12 高橋信也作画
27、ズッコケ三人組の大運動会 1993.7
28、参上!ズッコケ忍者軍団 1993.12
29、ズッコケ三人組のミステリーツアー 1994.7
30、ズッコケ三人組と学校の怪談 1994.12
31、ズッコケ発明狂時代 1995.7
32、ズッコケ愛の動物記 1995.12
33、ズッコケ三人組の神様体験 1996.7
34、ズッコケ三人組と死神人形 1996.12
35、ズッコケ三人組ハワイに行く 1997.7
36、ズッコケ三人組のダイエット講座 1997.12
37、ズッコケ脅威の大震災 1998.7
38、ズッコケ怪盗Xの再挑戦 1998.12
39、ズッコケ海底大陸の秘密 1999.7
40、ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー 1999.12
41、緊急入院!ズッコケ病院大事件 2000.7
42、ズッコケ家出大旅行 2000.12   4月、新見、大阪
43、ズッコケ芸能界情報 2001.7
44、ズッコケ怪盗X最後の戦い 2001.12
45、ズッコケ情報公開(秘)ファイル 2002.7  7月、オンブズマン
46、ズッコケ三人組の地底王国 2002.12
47.ズッコケ魔の異郷伝説 2003.7
48、ズッコケ怪奇館幽霊の正体 2003.12
49、ズッコケ愛のプレゼント計画 2004.7   2月、隣の小学校と中学生活への希望、地域への開眼
50、ズッコケ三人組の卒業式 2004.12


ちなみに、赤い表示の5冊の本の中でも一番怖かったのはどうやら、「ズッコケ情報公開(秘)ファイル」だったようですよ(○^.^○)。

ズッコケ情報公開(秘)ファイル (新・こども文学館 (55))

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2018年10月12日

ズッコケ三人組の未来報告/短絡的能天気な子がつい借りてきてしまった(我が家的に今は)幻の1冊、受験が終わったらまた借りてきてね


新・こども文学館29
ズッコケ三人組の
未来報告
作家 那須正幹
原画 前川かずお
1992年8月 第1刷
1994年9月 第8刷
ポプラ社

受験をしないという選択肢がある、ということを子が知ってしまった(?!)翌日のこと。夏休みいっぱいで封印したはずの読書を再開してしまった。未遂に終わったけれど。

ランドセルから当然のように自然体で「はい」と本を手渡してくれた時、私も受験がもう終わったのかと錯覚しそうになった。そのくらい、手渡されたその本は開放感あふれた雰囲気に包まれていた。

表紙の絵、実に面白そうだ。

心を鬼にして子の手に戻す。返してこようよ。

「え?」と不思議そうに言われて眩しそうな視線を向けられて戸惑った。私のほうがおかしいのではないか?と自問してしまいそうなほど子の反応は自然だった。

読書好きに育ってよかったなぁ、とポイントの外れた感想を持った。

けれど、今は封印だ。

寂しい宣告をしなければならなかった。

「あ、、、」と気が付いた子も、しーんとしてしまった。

しばらく親子で言葉もなく静かにすごしたのち、図書館の本はランドセルにしまわれた。そして子は、粛々と厳かに文房具をテーブルに並べ始めた。

「うん、そうだよね。そうだったよね」といいながら。

来年の2月の頭には結果が出そろう。どのような結果になろうとも、図書館の本は解禁になる。すぐに地域の公立の図書館に行こうね。限度いっぱいにズッコケ三人組を借りようね。片っ端から読もうね。

それを楽しみに、今はちょっと、封印して頑張ろう。


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ズッコケ三人組の未来報告

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↑ こんなものを見つけた(嬉)。イメージ・アルバムだそうだ。 楽しそうだ!






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2018年08月27日

雲取谷の少年忍者/「忍びの国」同様の残酷さ、おもしろすぎて一気に読んでしまった、小6男児最後の夏休みの3冊のうちの1冊


新しい日本の童話シリーズ・13
雲取谷の少年忍者
古田足日(TARUHI FURUTA)
梶山俊夫 画家
1971
株式会社学習研究社

ネタバレします。未読で、読む予定のある人は読まないほうが楽しめると思います。



場所は甲斐の国にほど近い武蔵の国。小助と大助という名前の通りの体格の凸凹兄弟。あまりにも食べるものがなくて食べた草の毒草で母親が死ぬ。1か月後、父親がワラビ粉を盗む。一家で腹いっぱい食べるた直後、父親が見せしめに惨殺される。小助と大助は村から逃げて雲取谷の忍者に拾われるのだ。そして忍者頭の吉兵衛の娘さやかと兄弟姉妹のように育つ。さやかは忍者に、小助は武士に、そして大助は百姓になりたい。が、小助も大助も人に使われるのは散々だ。養い親の平右衛門が忍びの仕事で足に怪我を負って忍者ができなくなったために、小助と大助がデビューする。

上杉憲政(8万)と北条氏康(8千)が川越で闘うのが初戦だ。雲取谷の忍者は上杉方である。対する北条方では風魔の一党が夜討ちの先鋒をつとめる。そして大敗。で、退却時に大助が上杉虎若を拾うのだ。

やっとよちよちと歩き始めたほどの、わずか1歳の虎若を担ぎ出しての上杉軍が、深大寺で北条軍と対峙する。またもや風魔に翻弄されて虎若を奪われてしまう。

そんなこんなの最中に、若い3人は杉の坊という坊さんに出会うのだ。杉の坊は堺から鉄砲の宣伝に現れた坊主である。

雲取谷は忍者の里だ。重税を課して百姓の生活を立ち行かせなくする。そのうえで忍者で稼がないと生活できないだろうと動機づけて村民を忍者に仕立て上げていく。この巧妙な搾取システムのボス雲取五郎は、大名になることを目指している。人に使われることを嫌う小助と大助は大人の語る言葉をつなぎ合わせていくうちにこのからくりに次第に気が付いていく。

鉄砲の仕入れのために杉の坊と大阪に行った3人の若者は、大商人の屋敷での生活、キリシタン大名とのやりとりなどに触れていく。雲取谷での生活とのギャップに感じるものがあった。やがて虎若を取り戻した3人は、それぞれ描いていた道を修正し、新しい生活へと入っていく。

さやかは虎若とともにキリシタン大名下の孤児とともに、大助は平和になった故郷で養い親夫婦と家業の百姓に精を出し、小助は杉の坊とともに海外を目指すのだ。

が、さらにそれから3年、小助が消える。五郎の下人フクがやっているであろう所業を行うことにするという。

あの小さいころの極限状態で、体の大きな弟の手をつないで村から出たときのこと。人に従い骨の髄まで搾取されることへの芯の底からの嫌悪。体の大きな弟大助の安定した生活とのあまりにも対照的な人生。世の中はどうしてこうも、長子にきついんだろう。兄弟の先頭に立ってどうしてもしなくてもよい苦労をしてしまう。世の闇を見てしまう。

雲取谷の五郎、六郎、七郎の功名さは外交政策にも及んでいる。生き残り、成り上がりをかけたそのあたりも読みごたえのある副筋だ。また、五郎の下人たちの身の上や、忍者同士の駆け引きや攻防戦など、壮絶である。

昨年の春に映画館で見た「忍びの国」の子どもバージョンのような雰囲気と言ったら伝わりやすいだろうか。「忍びの国」はWikipediaによると1576年と1579年の戦いを描いている。

この「雲取谷の少年忍者」は上杉と北条が川越で戦ったらしいので、1546年ごろなのだろうか。が、後述の上杉と北条の深大寺での戦いは1537年のような(ウィキペデイアによる)。あれ?(汗)(m(__)m)、このあたりの年代のようである。いずれにしろ「忍びの国」よりも30〜40年前の話のようだ。

鉄砲の普及の時代であり、後半の舞台が堺、そして海に移ることもあって、昨年(2017年)の大河ドラマ「女城主、直虎」を思い出した。直虎が1537年(推定)に生まれて1582年死没(ウィキペデイアによる)なので、直虎のほうがもう少し後になるのかな。

さだまさしの「ファミリーヒストリー」をたまたま前後して視聴した。ロシア〜旧樺太〜満州〜長崎を舞台とした親子二代にわたる諜報活動と商売。おばあさんの故郷の天草はキリスト教との縁が深い。大陸を舞台としたスケールの大きさが戦国時代初期の海を渡ってくる新しい風と呼応して共鳴しているような気がした。山奥にひっそりと住んでいた小助、大助、さやかたちのそれぞれの才能が時代の風に乗って人生を変えていくうねりとなるさまが、同じく気持ちよく共鳴して響き渡ってく感じがした。


夏休みに入るにあたって3冊ほど学校から本を借りてきた。小学校最後の夏休みに借りた本は「ムジナ探偵局4満月池の秘密」と「未来人の家/星新一ショートショートセレクション」そしてこれだったのだ。ムジナ探偵は随分昔からぽつぽつと読んできたけれど、星新一と古田足日は渋い。成長して大人へ片足入っている状態を思わせるセレクトだった。

小学校の図書館にあるこの本はどうやら初版本だ。本の表紙も味わい深ければ、中の紙も色が渋い。活字の拾い間違いはさすがになさそうだけれど方向を間違えて置いたのかしら?それともこれは意図的?と楽しんでしまえるような箇所がある。宮沢賢治の銀河鉄道の夜をふと思い起こすような雰囲気だ。

あとがきによると「にんじゅつ少年」として学研の「四年の学習」1963年1月号〜「五年の学習」12月号まで連載され、単行本化にあたってほぼ全面的に書替えられたとのこと。裏作品に「忍術らくだい生」があるとのこと。

この連載のあった年代の人たちはさぞかし楽しんだだろうな。ウィキペディアによると、子が今ハマっている「ズッコケ三人組」も「学習」の連載からスタートしたらしい。久しぶりにまた「科学と学習」の廃刊を思い出した。あと10年長く続けてくれていれば子も恩恵を受けることができたのに。返す返すも残念である。

子は小6のこの夏休みは、私が地域の図書館で借りてきた(借りてきてしまった)ズッコケ三人組に夢中だ。なのでこの渋い本にはまだ手が伸びていない。が、読み始めるときっとあっという間だろう。大人の私がゆっくりとかみしめるように読んで4時間だった。子は何時間くらいで読むだろうか。

作者の古田足日氏の本をアマゾンで検索してみたところ、子の好みっぽい本がずらっと並んでいた。子は、「ロボットの国SOS」のたむらしげる氏をはじめとして、馬場のぼる氏、岡田淳氏、星新一氏、「ズッコケ三人組」の須田政幹氏あたりが大好きである。ここに古田足日氏が加わっても違和感がない。時間ができたら、片っ端から読んでみようかな。


このたび子が学校から借りてきたのがこれ ↓。先ほどの↑もとの本の挿絵の梶山俊夫氏は、2015年没とのことなので(ウィキペディアによる)、ついこの間までご存命だったんだな。


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雲取谷の少年忍者 (新しい日本の童話シリーズ 13)

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↓ 15年後に文庫化された際にイラストが変わったらしい。

フォア文庫
雲取谷の少年忍者
古田 足日 (著) 
箕田 源二郎 (イラスト)
1986年2月
童心社


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古田足日 Wikipedia → こちら
梶山俊夫 Wikipedia → こちら



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タグ:古田足日
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2018年08月24日

ズッコケ山岳救助隊/真に迫るリアルさだと思ったら作者は大学時代山岳部だったそうだ、子のお勧めの1冊


新・こども文学館18
ズッコケ山岳救助隊
作家 那須正幹
原画 前川かずお
1990年8月 第1刷
2011年1月 第21刷
ポプラ社


「『愛のプレゼント計画」でズッコケシリーズ(を読む速度が)失速したんだよね」と言いながら次を物色していたら子が「じゃあ、これがいいよ」と。面白いらしい。

子自身は恐怖の「死神人形」に続いて「怪盗X」を読み進めている。夜に読むものだから怖さに拍車がかかる。トイレにはついてきてほしいと言い、まだまだ暑いのにべったりとくっついてくる。そこまでして読まなくてもいいんじゃないのかと苦情を申し立てたのだが、借りてきたのは私だったことに気が付いてやめた。子といえば、「きもかわいい」ならぬ「おもこわい」(個人的な造語ですm(__)m)みたいな感じらしくて。やめられない止まらない状態まっしぐら。

大人のわたしからみると、死神とか怪盗などよりも、山の中で遭難するほうがよほど怖いんだけれど。そのように言ったところ、『殺人があったらさすがに怖い。『情報ファイル』は怖かった。」というので、じゃあ、公園で野球していてボールでガラスを割ってしまったときの『探偵団』は?と聞いてみたところ、「あれは、犯人が民間人というか、、、、」怖くなかったということだねぇ。けど、民間人と言っても真相に迫られたら口封じされる可能性もあるよ、と言いそうになったけれどこれ以上怖がらせてもなぁ。それでなくても今年は暑いのに。恐くてべったりくっつかれるとますます暑い。

さて、以下ネタバレします。

ということで子には面白かっただけだったようだけれど、この本、私は怖かった。山で「雨」だけでもどことなく怖い。「霧」となるともう、ハチベエのようにフラフラと考えなしに歩き回ったら走ったりなんて、絶対にできない。その場でしゃがんでしまうんじゃないかな。ハチベエたちはとても強くて、ほんのわずかなヒントを手掛かりに下山する。その上、誘拐された女の子を助け、誘拐犯まで助ける大活躍だ。

疲れ知らずの大活躍を読んでいると、自分の体力のなさを顧みるようになる。なるほど「怖い」と思うのは自分の体力が「山」にまったくそぐわないからなんだなぁ。元気な男子は本当に強いんだなぁと改めて思うようなお話だった。

私の祖母が以前、「男の人は強いよ。どんな男の人も。粘り強いというか。社会参加に限定すると強さは際立つよ。」としみじみと語ってくれたことを思い出した。私の祖母だから子の曾祖母だ。随分前に亡くなったほうの曾祖母なので、子は会ったことがない。うるさいくらいのセミの声を聴いているとそれだけで祖母を思い出すのだけれど、ズッコケ読んで思い出すとは思わなかった(笑)。

さて、

小6の夏休みの子は中受予定だ。夏休みは天王山。のはずが、家で通信教育にいそしんでいるだけという通塾組からみると考えられないようなお気楽な状態である。それでもやっとエンジンがかかり始めた。今までのさぼりがこれでチャラになるとは全然思わないし、どんなに頑張ってももう追いつくレベルではない。それでも、小学生が一日最低12時間、長い日には16時間ほども活字に取り組んでいるのを見ていると、ズッコケシリーズの13冊ほどを夏休み中に読むくらいはよいのではないか、という気もしてくる。

読む速さもどんどん速くなっている。最初のうちは1冊を3時間くらいかけていたような気がする。が、今は1冊が2時間程度なのではないだろうか。学校の夏休みの宿題に読書も入っている。最低5冊は読まないといけないのだから、一石二鳥と考えればまぁ、気も休まるというものだ。


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2018年08月20日

ズッコケ愛のプレゼント計画/おもしろいかと言われたら微妙だけどハチベエ達の中学校生活が垣間見える微妙な時期と呼応する微妙さが絶妙?(笑)


新・こども文学館59
ズッコケ愛のプレゼント計画
作家 那須正幹
原画 前川かずお
作画 高橋信也
2004年7月 第1刷
2008年4月 第2刷
ポプラ社

シリーズ最後から2番目の作品。最終作品と同年発売。このシリーズわずか14年前に終わったばかりなんですね。子が生まれる2年前だ。

リアルタイムもよいけれど、終わっているほうが安心して読み進めることができる。「若おかみは小学生!」も番外編まですべて終わっていたので安心して没頭できた。そのスピンオフの「ことえり」になると、まだまだ続いているのでなんだか安心できない(なんで)。

ところでこの作品。作品としてはなんだか散漫だった。悪者を作りたくないというのがその大きな要因だったのではないかと素人ながらに分析してしまったのだが、バレンタイン・チョコレートにまつわる催し物に関して、主催者も参加者も、同じ学校の女の子たちも、お隣の学校の女の子たちも、みんな善人だ。なので、事件が起きても推理を働かせるハカセの脳内妄想に終わってしまう。

前半はバレンタイン・デーにまつわるウィキペデイアもどきに終始しているし、中盤はチョコレートの扱い説明書だ。肝心の病気は半端な描写で矛盾だらけ。連載物の30分アニメの筋書きとしては全然余裕だし、さわやかな終わりが好印象なんだけれど。

そう、もう1カ月ちょっとすれば卒業だ。春になれば隣の小学校と一緒に中学校生活が始まるのだ。その前哨戦というか、顔合わせのような巻だった。最初からそう思って読めば、全然余裕で楽しめたんだな、と読み終わってから気が付いた。

ハチベエの中学校生活は、この3人組がそのまま上がっていき、女の子たちとも楽しく関わっていくんだろうな。そして、その中から将来の伴侶を選び、安定した人生を歩むんだろう。そんな未来が透けて見えるエンディングは、本当にさわやかだった。

3人組の住む街に住んでみたいなぁ。子育てしてみたいなぁ。不可能だけれどその街の商店街の子として生まれたかったなぁなどという脳内妄想を、ふんわりと掻きたててくれる。子がファンになるわけだとしみじみと思う巻だった。

説明が多くて入り込むのに時間がかかったし、どうにもトラブルが散漫でなんだかなぁと思うのだけれど、それがこの街での三人組のありようそのものなのかもしれない。地味な伏線だけれどハチベエやハカセが一連の出来事の中で、他者への配慮や選択、行動など、わずかずつ社会への洞察を得ていく様子が繊細に描かれていて、いいなぁと思った。


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ズッコケ愛のプレゼント計画 (ズッコケ文庫)

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2018年08月16日

ズッコケ妖怪大図鑑/妖怪とは歴史である!?怖そうな題名に腰が引けている子、親が先に読んじゃった、最後に読むかもね(笑)


新・こども文学館24
ズッコケ妖怪大図鑑
作家 那須正幹
原画 前川かずお
1991年8月 第1刷
2010年3月 第24刷
ポプラ社

子がミステリーのようなものばかり学校から借りてきていたので、それらしい題名のものを地域の図書館で選んで借りてきてしまった。そしたら、大半が恐かったらしい。その中でもこの本の題名はずばり妖怪なので、主に夜になって本を読む子は、トイレに行けなくなってしまうことを警戒して手を出さない。

けど、これ、怖かったかな?大人的にはそう怖くもなかった。むしろ、歴史的なリサーチを頑張る頼もしい小学生たちに拍手喝采である。

妖怪というものが、歴史と切っても切れない関係にあることを、日常的に思い起こさせてくれる素晴らしい一冊だった。


ところで、子はこのシリーズをもうすでの10冊以上読んでおいていまさらながらに、しみじみと、そしてこっそりと発見を話してくれた。

「この間、自分の部屋で書き物をしていて目を挙げたら、大好きな本の背表紙が目に入ったのね。『大あばれ山賊小太郎シリーズ』も同じ作者だったよ!」

だから、この間からその話していたでしょ、と返したらきょとんとしていた。テレビで「英雄の選択」をしていたときも、ドローン技術によって山城が発見され、毛利氏と尼子氏、大内氏の戦いの様子などがわかってきたなどをやっていたとき、小太郎の世界ってあの辺のことだよね、って話題にしたときにもね。と、話したら「あれは小太郎の話にも尼子氏が出てきたよねという話だけかと思っていた」ですって。作者は広島出身、山口在住だから、中国地方に詳しそうだよね。

受験が終わったら、ズッコケシリーズを片っ端から読みふける一日を過ごしてみたい、と夢を見るようなキラキラした目で言っていた。

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ズッコケ妖怪大図鑑 (新・こども文学館)

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2018年08月13日

ズッコケ情報公開(秘)ファイル/子が恐くて途中でトイレに行けなくなった!そんなに怖いのか?現実的な社会派ハードボイルドミステリー



新・こども文学館55
ズッコケ情報公開(秘)ファイル
作家 那須正幹
原画 前川かずお
作画 高橋信也
2002年7月 第1刷
2008年5月 第2刷
ポプラ社

本当にあったんじゃないかなと思われる社会派事件に3人組が巻き込まれる!

広島市をうろうろしたことのある人ならば何倍も余計に楽しめそうな作りになっているので、それも楽しみの一つである。ネタバレしないと内容が書けない、、、、ということで、堂々とネタバレ。


政治家の汚職とそれをさぐって強請りを働く人。社会見学と社会参加をしようとして殺人事件の目撃者になってしまい、証拠を渡されて、気絶させられて証拠を盗まれて、、、、なんともすごいこと。

ハラハラするなんてもんじゃない。

読みかけで深夜にトイレに行けなくなった子。わからなくもないかな。大人にとってはそこまで恐いわけではない。けど続きが気になってどうしようもなくなる。

そうだったのか、広島駅の北側の開発にはそんなことが、、、?と、現実に結び付けてしまいそうになる。ヤ○ザと市民との間の距離が近いのもリアルだ。が、実際にはどうなんだろう?

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ズッコケ情報公開(秘)ファイル (新・こども文学館 (55))

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2018年08月10日

ズッコケ文化祭事件/親も読了!なんというすばらしい物語だろう、キラキラ輝いていて深淵で、そして爆笑できて(笑)(笑)(笑)


新・こども文学館2 小学中級以上
ズッコケ文化祭事件
1988年8月 第1刷
1994年9月 第14刷
作家 那須正幹
画家 前川かずお ポプラ社


子が3分の2ほど読んでから持って帰ってきたので、親は読むひまがなくて未読。夏休みに入るにあたって公立の図書館で見かけたのですかさず借りてきた。読み始めたらもう、一気。ものすごくおもしろくてびっくりした。

小学校の行事とPTAや地域の人たちとのかかわり、みんなで一つのものを作りあげていく高揚感。先生の力。そして、かかわったすべての人たちの成長。どこをとっても本当にすばらしい。

子がこのシリーズで一番最初に読んだ巻である。なのに小6の3学期。なんでまた?と思わなくもないのだけれど、副流がすごかった。ネタバレになるので書けないけれど。この巻から読み始めて正解だったのかも?と思わず身を乗り出すようなどんでん返しだった。

子に話したところ、子も身を乗り出して乗ってきた。そしてこの本との出会いを話してくれた。

学校には図書館と別に、図書館の本が各教室に配られている。一定期間ごとに入れ替えられるらしいのだけれど、その中にこの本があったのだそうだ。暇がある都度手に取って、少しずつ読み進めていたのだそうだ。そして、借りれる状態になった瞬間に借りてきたとのことだった。

なるほどなぁ。そうだったのね。

しかも、このシリーズにまつわる日常の出来事も2,3話してくれた。持ち歩いて時間のあるときに読んでいるのだが、お稽古の先生が「懐かしい!」と目を輝かせてくれたとか、髪の毛切りに行ったら担当のお兄さんが「おお!」とやはり目を輝かせていたとか。「あの世代の人たちが現役なのかもよ」と教えてくれた。初巻がちょうど40年前なので、先生やお兄さんたちが生まれる前だろうなぁ。けれど、アニメ化されたりして広く知られるようになったのが1995年のようなので、先生やお兄さんたちがちょうど小学校中学年だ。2000年代になるとドラマ化などがされているようなので、本当にリアルタイムなんだねぇ。

アニメもテレビドラマも、ものすごくおもしろそうだ。再放送、してくれないかな。あるいは、時間ができたらレンタルを探してみようかな。子と一緒に見ることができたら一番楽しいと思うのだけれど、そのころにはもう子は親と一緒に延々とテレビを見てくれるような時間の過ごし方はしていないかもしれない。まあいいか。

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ズッコケ文化祭事件 (ポプラ社文庫)


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2018年08月06日

ムジナ探偵局4満月池の秘密/親も読了!おもしろかった〜特に2つめの表題の「満月池」が秀逸


ムジナ探偵局4
満月池の秘密
富安陽子
おかべ りか=絵
2007年10月10日 初版発行
童心社

いったん学校に持って行ったのだが、返却するタイミングを逸したからと再び持って帰ってきてくれた。私が公立の図書館で「ズッコケ三人組」シリーズを大量に借りてきたからかもしれない。

で、読んだ。2作入っている。「松の木屋敷の怪」と「満月池の秘密」である。「松の木屋敷」はやや冗長だったけれどアイディアがすばらしくて感心した。2つ目の「満月池」は状況説明が多くてやや販促っぽいけれど、ロマンティックでおもしろかった。

おかべりか氏の漫画が巻末にあるんだけれど、これが爆笑ものである。いつも楽しみにしていたことを思い出した。

読めてよかった。

持って帰ってきてくれた子に感謝。

ムジナ探偵は9巻出ている。読了はこれで5巻だ。残り4巻。このペースでゆっくりと読了するのが作品の雰囲気にも合っているような気がする。



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ムジナ探偵局 満月池の秘密

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2018年07月24日

ムジナ探偵局4満月池の秘密/久々のムジナ探偵局、子だけ読んで返してしまった、ものすごくおもしろかったらしい。

ムジナ探偵局4
満月池の秘密
富安陽子
おかべ りか=絵
2007年10月10日 初版発行
童心社

過去記事によると「 ムジナ探偵と源太少年の迷コンビが、ポルターガイストと、白ひげの幽霊からのメッセージの解読に挑みます。人気シリーズ第4巻!」とのことである。

子がさっさと読んで返してしまった。親の私は読み損ねてしまった。おもしろかったらしい。日常会話に引用するくらい楽しかったようだ。まあね、「ポルターガイスト」ですもんね(笑)(笑)(笑)。

久しぶりのムジナ探偵。読みたかったけれど仕方がない。親は親で自分の用事もあるし、自分の読書もある。小学校低、中学年くらいの本であれば、隙間時間に読めるものなのだが、読むだけの余裕が心にないんだなと思うんだけれど。心の余裕のなさも含めて「忙しい」の一言で片づけてしまう自分に気が付いて、一人で苦笑。

余裕ができたら地域の図書館で借りて読むから、持って行ってもいいよ、と声をかけたら本当にあっさりと持って行ってしまった。1日2日くらい置いておいても読みそうな雰囲気が私になかった、ということなんだな。

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2018年07月10日

大当たりズッコケ占い百科/ズッコケ三人組の深みと凄みのある素晴らしい探偵もの、おもしろすぎて次が楽しみ過ぎて、、、


こども文学館15
大当たりズッコケ占い百科
作家 那須正幹
画家 前川かずお
発行 1989年12月 第1刷 
   1992年5月 第12刷
ポプラ社

とんでもなくおもしろかった。最後の最後まで気が抜けなくて素晴らしかった。導入も素晴らしいし、ドタバタするのもいつものことだし、最後はシリアスに〆てどんでん返しありで、ドキドキハラハラである。

舞台のモデルである広島市は昔から言わずと知れた中学受験大国だ。塾に通うお友達がクラスに数人はいる。そんな風景が思い浮かんで楽しくなる。おもしろいところに目を付けるものだなぁとうなってしまう。

この本がおもしろすぎたらしい。翌日、学校の図書館に行く暇がなくて次の本を借りることができなかった子。家に帰ってから、本を借りてくるのを忘れていたことに気が付いて、泣きそうになっていた。そこまでして読みたいのか?と飽きれてしまったけれど気持ちはわかる。そのくらいおもしろかった。もっとも、今はもう夏休み前である。返却週間の真っただ中だということを思い出して、落ち着きを取り戻した。どうせ、借りれなかったんだね(笑)。

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2018年07月06日

人類やりなおし装置/プロフェッサーPの3作目とのこと、ピリッとウィットが効いていてとても面白い岡田淳氏の新境地?


人類やりなおし装置
岡田 淳
2008年5月17日 第1刷発行
17出版

プロフェッサーPのシリーズ、らしい。絵も今まで親しんできた岡田淳氏のと違っている。洗練されている。そして内容は、星新一のショートショートを長くしたような、ブラックユーモアたっぷりである。もちろん、岡田氏特有の愛情もたっぷりではあるけれど。アマゾンの書評を読むと、このシリーズの1巻目と2巻目はマンガであるらしい。おもしろそうである。

ところで、これを地域の図書館で借りてきて喜んでいたところ、子がこともなげに「それもう読んだよ」と言った。いつ?借りてきた?と聞いたら「あ、そうか。学校で読んでしまったかもしれない」とのことだった。子の読書記録もかねてこのブログにせっせと記事をアップしているのであるが、こういうこと、あるんだよね、と思ったら気が抜けた(笑)。

まあ、それでも記録は記録。時々役に立つのだから不完全であってもよいではないか。これからも記録を続けよう。


1、プロフェッサーPの研究室 2000/7
2、ふたたびプロフェッサーPの研究室 2002/9
3、人生やりなおし教室 2008/5/17


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2018年07月05日

ようこそ、おまけの時間に/びりっかすの神様に似ているけれどちょっと怖い、これも不思議な物語


偕成社の創作
ようこそ、おまけの時間に
岡田 淳
1981年8月 第1刷
2010年8月 第8刷
偕成社

クラスの一人に特別なことが起きて、少しずつクラスメートを巻き込んでいく。ことが終息するころにはクラスがすっかりとまとまっていて、とても居心地のよい空間になっている。子の好きなテーマである。一番素晴らしい出来なのは「びりっかすの神様」だけれど、これも面白い。どうおもしろいかというと、怖いのだ。

そして最後の最後まで、いったいどうやって終わらせるつもりなんだろう?とハラハラするのだ。


学校の図書館で本を借りれない時期に、子は自室にある本棚から未読の本を出してきて片っ端から読み始める。これもその1冊。ゾロリから卒業してほしくて、このブログを立ち上げたころに片っ端からそろえた中の1冊である。童話館出版からの配本「学校うさぎをつかまえろ!」がすばらしくて同作者の本をほしがったのだった。

子は読み終わっているけれど私はまだ、という本が何冊もある。気になっているのだけれど大人はなかなか時間が取れない。いつか追いつきたいと思っているのだけれど。

「岡田淳はほとんどあるよ!」と友達に話しているのを聞いたことがある。宝物なんだろうな。

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2018年06月29日

透明人間のくつ下/もしかして大人向けの本?ものすごいスピードであっさり読んでしまったよ、なんだか嬉しい〜


透明人間のくつ下
The Invixible man's socks
アレックス・シアラー
by Alex Shearer
金原瑞人・訳
2008年8月6日 初版発行
竹書房

冒頭を読んで思った。子の(だけでなくみんな)大好きな「妖怪レストラン」に似てない? 

先に読んだ子に聞くと「確かに」と同意してくれた。それもあったし冒頭からすでにやや冗長でなかなか本題に入ってくれない。最近は気が短くなったのだろうか、読み進める気持ちになれなくて「残念だけれど」と子に白旗振って降参した。

子によると、最後のどんでん返しがとんでもなく楽しかったそうだ。途中は確かに冗長で、引き延ばししているのかなと子供心にも思うくらいだったそうだ。アマゾンの書評を見ると同じことを書いている人がいて、やっぱりそうなんだな、とは思った。けれど、もう少し時間があれば読んだのになぁとちょっと後ろ髪惹かれる気持ちになる。良い本なんだろうな。

この本は学校間を巡回しているんだそうだ。時々この手の本を借りている人は「返してください」とアナウンスがあるそうだ。集めて、ごそっと巡回するのだろう。そういう扱いの本が学校の図書館にあることそのものを知らなかった。

活字が小さくて振り仮名がほとんどない。大人が読んでもストレスフリーの単行本である。ん?もしかして大人用なのかな?

こんな本をあっさりと読むことができるようになったんだねぇ。

なんだか、感動した。

時間ができたら私も読んでみよう。そう思った。

あそうそう、題名。最後まで読んだら、なぜこんな題名なのかがわかって、痛快だったと教えてくれた。なるほど(嬉)。


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2018年06月20日

ズッコケ三人組の推理教室/ネコが大変だ!三人組+美人クラスメートの大活躍にワクワクする!止まらなくなるよ。


こども文学館10
ズッコケ三人組の推理教室
作家 那須正幹
画家 前川かずお
発行 1989年7月 第1刷 
   1998年7月 第19刷
ポプラ社

表紙の絵を見ただけで子がこう言う。「猫を使って犯罪を犯すなんて、許せないよね。」

そうなのだ。ちょっとしたヒントを手繰り寄せて、犯罪の全貌を解明していく手腕はお見事な三人組だ。三人組に美人が加わって華やかなんだけれど。そして、事件が解明された後の大人たちの判断もすばらしい。こうくるのか、みたいな。そこが一番の番狂わせで、一番面白かったポイントだったかも(大人には)。

まあ、こんなに都合よく情報が立ち現れるものかな、と勘繰ってしまうとそこまでなんだけれど。

今回モーちゃん大活躍。「一番適性のあるのはモーちゃんかもね」と子も言っていた。

後半にさしかかるともうあっという間に読み終わる。おもしろかった。

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