2020年03月04日

「いい人」でも人生に失敗しない方法(和田秀樹)/初めての電子図書。親の私からお先に体験!

電子図書というものを生まれて初めて読んだ。コロナ騒ぎで図書館が閉館してしまったので、電子図書館を利用したためだ。世の中は電子化が進んでいるので気になっていたし、紙ベースから移行できれば本棚不足問題も一気に解消する。良いことだらけだのはずだと思いながら読んだ。

で、電子図書の物足りない点

1、どのくらいの厚さの本をどのくらい読んだのか、実感がしにくい。
2、装丁などから得られる情報がない。
3、読み終えても読了した!という感覚が薄い。

このくらいかな。

慣れてしまうと解消してしまうかもしれないので、書き記しておこうと思った。

1と3は想像通りだった。予想外に大きかったのは2だ。本そのものの装いから得られる情報がこんなに大きなものだったとはちょっと意外なくらいだった。が、冷静に考えてみると当たり前かもしれない。本を手にしただけで得られる情報は大きいのだ。本の大きさ、使っている紙の性質、装丁、表紙のデッサンなど、文字を読まなくても文学作品なのかノウハウものなのか、和書なのか洋書なのかさえ、内容を知らなくても本を手に取った時にわかるようにできている。

それらの一切の情報が電子図書にはない。本の写真が付属しているので、それを眺めて想像するのが関の山だ。

で、気がついた。書籍というものを知らずに最初から電子図書を使う世代がいたとしたら?その人たちは「本」というものをどのように感知するんだろうか?

想像しようとしていて気がついた。音楽媒体がLPやテープ(アナログ)からCD(デジタル)に転換した際に人々が議論していたことがまさにこれだった。写真もそうだ。銀塩からデジタルへの移行時も相当抵抗する人たちがいたような気がする。

私自身は音楽も写真もデジタルから入った派なので、アナログへのこだわり議論はめんどいと思ってしまう。

そんな私なのに、書籍だけは紙ベースをどうしても捨てきれない。電子図書を読むと、本にする前のワープロ原稿を読んでいるような気分になるのだ。内容はしっかりと校正してあるのでもちろん1冊本を読んだ時と同じだけの情報量だし読了感もそれなりにはあるのだが。

が、1つだけやっぱり「いいなぁ」と思うことが読了後にあった。本をどこに置くか、どこにしまうか、図書館の本の場合はいつ返しに行こうかなどの雑事を一切考えなくてよいことだった。

これも音楽などの場合は私は最初から何も気にしていなかった。LPがCDになると「便利だ」と思っただけだったし、ダウンロード形式になった時にはもう興味もなくて買いもしなかった。そしていまやダウンロードもしないストリーミング形式だ。

映画などの動画映像も同様である。音楽も映像もワールドを構築したいときにはダウンロードするのが良いとは思うのだが、その際にもストリーミング形式であれば気軽にスキャンできるというものだ。便利になったなぁとしか思わない。

紙ベースの書籍という形から自由になった「本」という形態が発達していけば良いのかもしれない。



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さて、記念すべき初の電子図書だが、割とあっという間に読めてしまった。内容もシンプルだった。

「いい人」でも人生に失敗しない方法
和田秀樹
PHP研究所 (2007/4/30)
推定ページ数: 190 ページ

PHP研究所の公式ホームページによると「判型」は「四六判並製」なのだそうだ。全然詳しくないので調べてみると「単行本」とのこと。なるほどなぁ。やっと書籍としてのイメージがわいてきた。軽い紙の新書のような感じかな?と想像してみたらなるほど、内容もそんな感じだったなぁと気がついた。

多作の著者氏なので内容はどの本もそんなに変わらないのだろうから、切り口がいろいろなのだろう。「いい人」はほかの人も自分と同じように考えると思っている。なので、世の中には「悪い人」もたくさんいるのだということを学び対処することを覚える必要がある。そのようにして自分を守りながら「いい人」のまま生きるのが一番だ、というお話だ。

そういわれてみるとなるほどそうだなぁと思う。

子が小学生の頃、なにかあるたびにこの本と同じようなことを子に言い聞かせていたような気がするのだ。

「いい人」だからとかそうでない人だからというのではなくて、人は一人ひとり違う。最近流行の「アンガーマネージメント」が良い例だ。怒りの地雷も違えば質、量、頻度も人それぞれだ。

親子の間でもそうだ。

そんなことを考えながらしみじみと読んだ。

「いい人」でも人生に失敗しない方法  Kindle版 (電子書籍) ¥1,200





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   ↑皆さんの感想がとても読み応えがあります。


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タグ:電子図書
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