2019年12月09日

小学校までの読書の記憶と中学校になってからの図書館の自習室、幼少時のあいまいな記憶と情動の記憶の鮮明さ

半年近く「サバイバーズ」というファンタジーを少しずつ読んで先日読了したことでここのところ久しぶりに読書に関する会話が増えている。そんな中で判明したのだが、昨年あれほど夢中になって読んだ「若おかみは小学生」の概要を覚えていないそうだ。鬼の世界の鬼主人公の親友?の美形、死似可美に似たキャラクターがテレビに映ったので話題にしたところ、「それ誰だっけ?あの本に鬼が出てきたのは覚えているんだけどなぁ」ですってm(__)m。時間も空間も物質も自由自在の鬼たちの世界に似た設定の番組がテレビで流れてきたので類似性について話を振っても同様だった。

小5の時に争うように読んだポプラ社の「コミック版日本の歴史」についても詳細をあまり覚えていないらしい。歴史上の人物の性格や習性を本当によく表現していると思う秀作なのに。できることならば今からでも全部、読み直したほうが良いような気もしてくる。どうせなら習った範囲の登場人物をしっかりコラムに至るまで読み尽くすというのはどうだろう?予約してあげようか?と聞いてみるのだが、反応がないm(__)m。

中学受験の前後でなんらかの記憶のリセットが起きたのかな?と思うことが学習の上でも日常的にも多少はあったけれど、あれだけ熱中していた読書でも多少なりともリセットが起きていたらしいのはちょっとしたショックだった。

一方で、小学校の頃にあれだけ足しげく通った地域の図書館に一人でも躊躇なく出入りして楽しそうに過ごして帰ってくる。場合によっては自習室を使ってテスト勉強をしてくることもある。要するに、図書館という空間が大好きなのだ。

幼児の頃の記憶について印象的なことを子が語っていたことがある。子の部屋には大きな額があるのだが、中に納まっている絵は子が3,4歳の頃に子と一緒に1日かけて合作した絵だ。それについてこのように話してくれたことがあるのだ。「描いた内容についてはもちろん見ればわかるんだけれど、こういうものを描いたんだという明確な記憶はない。けれど、これを描いていたときにものすごく楽しかったことだけはものすごくよく覚えているんだよね。あんなに楽しかったこともなかった。」ときらきらとした懐かしい光景がありありと見えるかのように、いつくしむように目を細めて語ったのだ。

幼少時の具体的なことの記憶の鮮明さは個人差が大きいんだろう。が、情動の記憶はこんなにも鮮明なんだな。

ならば、ポプラ社の「コミック版日本の歴史」も「若おかみは小学生」も具体的なことは記憶のかなたでもまあいいか、と思わなくもない。とはいえアシモフのロボットものや星新一のショートショート、「ガフール」や「ファオラン」、「ズッコケ三人組」などの記憶の鮮明さとの違いは何なんだろう?とは思うが(笑)。


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タグ:図書館
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posted by kaho at 02:00 | Comment(0) | 情操教育的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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