2019年10月17日

初恋ロスタイム(原作のほう、角川つばさ文庫)/映画とちょっと違うようだ(?)、すばらしい小説だった、SFミステリーだねぇ〜びっくりした〜そして感動した!


角川つばさ文庫
初恋ロスタイム
著 仁科 裕貴
イラスト シソ
イラスト、デザイン ぜろきち
2019/8/9
KADOKAWA

メディアワークス文庫版は2016/1/23発売

これ、めちゃめちゃ感動した。

なによりもSFの設定が絶妙。高校生の生々しくも初々しいさまや家族模様、お受験から中受を経る人たちの閉塞感やいろいろをSFの絶妙さが風穴を開けるみたいなところがすばらしい。

あとで知ったんですが映画化されていたんですね。映画を見ていないので何も言えないですが、でももしかしたら原作とは微妙に別物かもしれない、と公式HPや見た人のレビューを見て回って思った。

映画化にあたって主人公の周辺はかなりの改変があって設定がずいぶんと違う。映画を見た人のレビューなどを見ると、内容もかなり違う様子。主人公がもう少し大人の設定でメロドラマチック(私見失礼m(__)mになっている。

原作のほうを先に読んでしまったもので、原作での設定のほうが好きだなぁと思ってしまった。原作のままの設定でアニメ化もすればいいのにって思った。時間との関係でのいろいろのほうにフォーカスして大きな話の中での家族いろいの壮大な物語の文脈の中で話が進むほうが興味深い。最後のどんでん返しまで光り輝く美しい映像で繰り広げてくれたら、余韻もたっぷりできれいだろうなぁ。

角川つばさ文庫は漢字すべてルビが振ってある。小学校高学年から、ということなので仕方がないのだが、わずらわしい。メディアワークス文庫の「初恋ロスタイム -First Time- 」は映画かを受けて大幅加筆修正がしてあるとのことなので、読んでみたい気がした。さらには、「初恋ロスタイム -Advanced Time- 」というのも出ているようなので、読んでみたい。

本自体は小学校高学年からということだけれど、子は中1だけれどこの本、面白かったけれど微妙な部分もあったようだ。時間に関する考察が難しかったのかもしれないと推測する。

時間が止まるSFといえば、自分たち以外は止まってしまうという設定は北村薫氏の「ターン」を思い出すけれど違うよね。岡田淳氏の「ようこそ、おまけの時間に 」はどうだったかな。

以下、微妙にネタバレになりますm(__)m。




この本、最後まで一気に読んだらすぐに最初に引き返して読み直してしまった。SFの部分がミステリー仕立てになっているのを知らずによんでいたからだ。時間に関することがらの布石というかヒントが最初の最初に淡々とつづられているのだ。やられたー!(笑)(嬉)と思う。これがなんとも痛快ですばらしい。いやぁ、本当に楽しかった!



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タグ:仁科 裕貴 SF
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posted by kaho at 01:00 | Comment(0) | YA文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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