2019年05月07日

小学校の「図書だより」を見て/「年間目標達成したかな?」に多少の違和感、小5の頃に冊数にこだわるのを止めるように話した記憶が蘇る


小学校の図書室からの「としょだより」
2019/03/18発行

小学校の図書室からもらって帰ってきた最後のプリントだ。

書かれていた数字の中で興味を引いたものをまとめるとこんな表になった。

 年間目標平均最高
小1100冊188冊318
小280129341
小360135405
小460100268
小560117351
小66090269


小学校の1年間の出席日数がだいたい200日前後かな。が、学期の始まりと終わりの2週間ほどは借りれない。ということは借りることのできる日は、140日くらいになる。1回に2冊借りることができるので、毎日借りたら1年間に280冊ほどになる。では280冊以上の数字はなんだろう?

春休みや冬休みには3冊借りることができる。1度に3冊借りることのできる券を当てるゲームなどの催しも頻繁に行われているけれど、それらをフル活用しても高々数冊の誤差である。

ということは、1日に2回借りる日があるということ?

図書室の掲げている年間目標は、とても現実的だ。小3からは年間に60冊程度に抑えている。3日に1冊程度=1週間に2冊程度。この数字なら納得がいく。読書が習慣になっていてコンスタントに読んでいるとすると、こんなものなのではないだろうか?

子は小5の頃にポプラ社のコミック版日本の歴史にハマったので、週3日の(1日1冊)ペースで2冊コンスタントに借りてきた。が、それが終わって小5の後半からはもう1週間に1回2冊程度に落ち着いた。これがちょうど3日に1冊のペースであり、図書室でも推奨している読書ペースである。

最高冊数を達成した人は名前がプリントに載る。学年のトップ3が載るのだ。たいていは女の子で、子は載ったことがない。がずーっと意識はしてきたようだ。小5の時にそれこそ必死になっていた。ポプラ社のコミック版日本の歴史を読了後、読む気もないのに借りてくる本があるので気がついた。

貸出冊数で名前を載せたり(表彰)するのってどうなんだろう?と思うが、それ以外に指標となるものがないのも確かだ。数を競わせないと、子どもたちが図書館に走っていかないという事情もあるだろうな。けど、高学年はもう除外してもいいんじゃないかなと思わなくもない。

けれどやっぱり、数字が出るから貴重な休み時間に図書館に走るのだ。複雑な気分だなぁ。

ま、いいか。

我が家では小学校とのお付き合いは、終わった。

けど、子が幼児の頃に感じたのがこういう保護者の意識のありようである。のど元過ぎてもまだ問題に取り組む意識を保つことは難しい。幼稚園と保育園の分かれていることを補完する意味で存在するはずの「こども園」の実際的な矛盾など、人が長年かけて常識として培ってきたものをひっくり返すことの難しさたるや。これは何百年たっても幼保一体化は不可能かもしれないと当時思った。小学校ではPTAが岩盤だ。延々と同じことを世襲することを公言してはばからない執行部など。問題のどこかにはかならず権威や権力(利権)がかかわっている。だから変化しない。

読書冊数ではなくて、文字数をカウントしたほうが目的に少しは近いと思うんだけれど。英語の多読では単語数を考えますよね?どうなんだろう?

けどそうか、英語の習得と違って、読書には情操教育的側面がある。

本を日常的に手に持っているという単純に物理的だけれど、そのような体験そのものが貴重で大切な場合もあるだろう。

文字数だけでは図れないものがあるなぁ。

やっぱり、難しいなぁ。



種を蒔く人 子どもの読書のことや、公共図書館、学校図書館の役割について斜め方向から考えます。
「学校の図書室に専任の司書を置いたら、貸出冊数が5年で約3倍になった!」 → こちら

↑ 興味深いブログを見つけた。専任の司書は必要だと本当に思う。





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posted by kaho at 02:00 | Comment(0) | 情操教育的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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