2019年03月11日

宇宙のあいさつ(星新一ちょっと長めのショートショート1)/小学校から借りてきた最後の本、親子で同じ本を読み続けた小学校生活が終わる最後の3冊の中の1冊その3


ちょっと長めのショートショート1
宇宙のあいさつ
作者 星新一
画家 和田誠
2005年8月初版
2006年4月第三刷
理論社

1、華やかな三つの願い
2、夜の流れ
3、宇宙のあいさつ
4、契約時代
5、興信所
6、振興策
7、願望
8、期待
9、理想的販売法
10、名判決

星新一を続けて読んだら、題名と内容が一致しなくなる。どこかに簡単なあらすじの一覧表があればいいのに。ネタバレでよいから。

題名に書いたようにこの本で、子の小学校図書館生活は終了である。たくさんの本を借りてきた。1冊残らず、かならず私に手渡してくれ、読んだかどうかを確認してから返却していた。読書体験を親子で共有できたのは本当に幸せなことだったと、心から思う。

テレビも映画も同様に一緒に見た。学校の話もその合間にたくさん聞いた。友達もたくさん連れてくるので、楽しかった。子のとても楽しい小学校生活を、一緒に楽しませてもらった。

私の友人に勧めてもらった童話館の配本とCTP絵本を子を膝の上にのせて読み続けたことの延長上に、こんなに豊かな子育て生活が待っているとは、全然想像していなかった。子を持てたことも幸せなら、育てることができたことも幸せ。メディアの共有体験は幸せをさらに深く豊かなものにしてくれた。

すべてのお子さんが本を好むとは限らない。読み聞かせが良いのは一般的に言われていることではあるけれど、膝の上でじーっと聴くことをしない赤ちゃんもいると思う。共有する体験は本である必要はない。さらに言うと体験を共有することそのものに固執することもない。お子さんの視線の先にあるものを追ってみる。手にしているものを一緒に触ってみるだけでも十分と思う。何もしないお子さんであればお子さんをじーっと見ていてあげることも大切な時間だろう。親子といっても、大人と赤ん坊ではあっても、究極的には人と人とのかかわりだ。相性が良くない場合はそれなりの距離の取り方を模索してお互いが可能な限り幸せでいられる空間を作ることが必要かもしれない。子育ての中身は十人十色。本当にしみじみとそう思う。




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タグ:星新一
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