2018年03月28日

ファオランの冒険3クマ対オオカミ 戦いの火蓋/こんな大事になって大丈夫なのかしらとハラハラ


ファオランの冒険3
クマ対オオカミ 戦いの火蓋
キャスリン・ラスキー
中村佐千江 訳
Richard Cowdrey 絵
2013年6月14日 初版第1刷 発行
メディアファクトリー

THE WOLVES OF THE BEYOND #3 WATCH  WOLF
2011 by Kathryn Lasky

ヒープがいなくなってようやく落ち着いた。すこしは平和な雰囲気を味わえるのかと思ったら、今度はエドメになにかと敵対するバンジャという聖ウルフが現れて、わずらわしい。それはともかくとして、聖ウルフとしての最初の使命は自分の捨てられた場所にいくことだ。が、エドメは教えられた場所に行っても何も感じられない。自分は捨てられたわけではなかったことを知り、マクヒース一家との決別を宣言する。

エドメの目は一族から聖ウルフを出したいマクヒース一族の人為的(狼為的?)傷害であることをエドメが暴露する。マクヒース一族は解散。

エドメが捨てられた痕跡を感じられないということは、生き残って一族に戻っってきたわけでもないということなのかな?一人でサバイバルした場面がそういえば、ない。ほかの聖ウフルたちと昔話をシェアすればすぐにわかることだろうに、とも思ったけれど、聖ウルフたちは自分の個人的な話を互いにしないのかもしれないね。

マクヒース一家は報復に立ち上がった。子グマをさらって泡ふき病にかかっているオオカミの住む洞穴「カグの穴」に置き去りにしてしまう。そこに入れられた子どもはもれなく、自殺するか、月光麻痺にかかったように目の輝きを失うという。そこでの月の光に該当するのは「なまえ」だ。そのことに気がついた子グマは賢く立ち回って正気を保つ。

子グマは救われてクマとオオカミは和解する。エドメが母の敵であるタンバー・マクヒースを倒す。

ファオランは実母の死に目に立ち会うことができた。

自分の存在意義を揺るがしかねない実の親との絆がしっかりと結ばれた主人公たち。

よかったよかったと思っていたら、

季節が狂い始める。

オオカミたちの事細やかな社会とルールなどがクローズアップされているような気がして、オオカミの世界ではこれ以上複雑なことも起きそうにないような気がした。なので、「面白い?」と訊いてきた子に「もうそうでもないかも」と答えてしまった。生みの親のモーラグとも死に際に会えたし、もうよいんじゃない?と思ったのは大間違いだったよ。夏なのに雪が降る。ああ、冷夏かと簡単に考えてはいけない。死活問題だ。

1巻目は取り合うように読んだ。2巻目は子が算数と格闘している間に読んでしまった。あっという間に親に先を越された子。しばらくは不機嫌そうだったけれどやがて諦めてゆっくりと噛みしめるように再び読み始めた。子が先に読んでしまったほうがネタバレを気にせずに話ができて楽しいんだけれど。話が面白すぎて読むのをやめられない。


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posted by kaho at 02:00 | Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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