2019年07月05日

ぼくらの七日間戦争(ぼくらシリーズ)/子はハマらなかった、あまりにも有名なシリーズだけに親子で気にしたまま小学校は終わった


「ぼくら」シリーズ
ぼくらの七日間戦争
宗田 理
2007/1/1(1985年 初出)
ポプラ社

未読である。が、このあまりにも有名なシリーズとの接点はあったという思い出(備忘録)として、やっぱり記事にしておこうと思った。読了本よりも未読のほうが気になることもある。有名であればあるほど、なぜハマれなかったのか、なぜ面白いと思えなかったのか。考えるところは多い。

2017年(小5)の5月に借りてきた時に書いた下書きから

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子が「ぼくらの七日間戦争」を借りてきたとき、「解放区とかバリケードとか、本当にあったの?」と訊いてきた。全共闘、団塊、学生運動、などの言葉が浮かぶ。戦後ベビーブーム、安保闘争、赤門、安田講堂、東大精神科、火炎瓶。果ては赤軍、浅間山荘、リンチ、成田闘争、左翼、、、ニコニコ動画の流れるコメントのように言葉だけが頭の中に現れては消えていく。

作者は、戦前戦中戦後を生き抜き、(たぶん)後に渦中になった大学にもいて、こういう時代をリアルタイムで人生の一番充実した時代を駆け抜けるように過ごしている(はず?)。理解がとても深いのだろう。

大昔、友達から「二十歳の原点」を読んでほしいと渡されたことがあった。友達があまりにも嬉しそうなので急いで読んだ。が、ぴんと来なかった。「死ぬ気があるならもっと出来ることがあったんじゃないかな。この人の親、とても良い人たちっぽい。死ぬ理由なんてどこにもないよ」と言いながら翌日返したら、「つまらない人だ、口きく価値もない」と絶交されてしまった。

共感してくれるかもしれないという雰囲気を当時の私は持っていたのかもしれない。思い出すたびに友達には悪いことをしたと思う。友達は友達で気にしていたんだろう。卒業直前になって「あの時はひどいことを言った。ただの価値観の相違なのに。ごめんなさい」と、わざわざ言いに来た。私の配慮が足りなかったほうが罪深いと返したら、はっとしたような表情を浮かべてこう言った。「そういえば1晩で読んできてくれたんだよね」。よく覚えているものだ。お互いに無言で笑みを交わして卒業したのだった。

ということで「二十歳の原点」はまったく共感しなかったし興味もないので内容もよく覚えていないのだ。が、そんな思い出があるものだから、どんな本よりも印象深い一冊になってしまった。


子はどうだろう。

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ここからが、加筆

一番仲の良い友達が、寝食忘れてのめり込んだらしい。なので気にしていたんだろう。同じシリーズのファンタジー要素の強いシリーズを借りてきた。横浜開港篇だ。熱中して読んでもう一度本篇に戻ろうとした様子があるけれど、やっぱり興味がもてなかったらしい。

代わりのように、別の友達に薦められたファンタジーにのめり込んでいった。「ガフールの勇者たち」「ファオランの冒険」だ。のちに子が自分で選んだ「獣の奏者」もファンタジーといっても、ダーク・ファンタジーだけれど。

予定調和的なファンタジーでは物足りない年齢になったんだろうな。そのあとは星新一の短編集なのだから。


ということで、件名の「ぼくらの七日間戦争」は読んでいない。

子も私も1/4くらいのところで挫折した。

これもあまりにも有名な話だけれど映画化されているそうなので、見る機会があったら是非とも見てみたいと思う。


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posted by kaho at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | YA文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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