2017年02月07日

脚本分析/子育てやPTA、地域トラブルに役に立つ交流分析〜が、サンタが(汗)


Transactional Analysis SERIES 5
脚本分析
杉田 峰康
国谷 誠朗
チーム医療
昭和63年2月10日 第1版 第1刷
平成14年12月15日 第6刷

シリーズの5冊目である。交流分析の最終ゴールの「脚本分析」である。こんなに薄いのに1冊1200円もする。高いなぁ。

もちろん、シリーズ1巻目から読んだほうが良い。買った当初、シリーズを通して一読した。が、この手の本は時間がたつとあっさりと頭から内容が抜け落ちていくのがわかる。特に、個人的にどうしても頭に入らなかったのがシリーズ最後に扱っている「脚本分析」である。

また重要なことは、読んだときに自分が引っ掛かっていてどうしても見ることのできない箇所は、目が読んでくれないということだ。字ずらは追いかけていても、意味がまったく取れなくなる文章が存在するのである。なので、時間をおいて何度も読む価値がある。

「人生脚本」に関しては、子育てを始めてからようやく合点がいった(文字が読めるようになった)。子を見ていても納得することが増えたし、子を介して垣間見ることになったいろんな親子関係、PTA関係から学ぶものも多い。地域や近所づきあい、親戚づきあいが密になったので見えるその人の行動パターンなどを通して、現在のその人がなぜ今のような生活をしているのかが少しだけわかるという感じだろうか。

子は、物心つく前から脚本を1本作っていたような気がする。7歳の頃に周囲が少し見えるようになって夢が破れたらしい。半年くらいだろうか、糸の切れた凧のようにフラフラしていた。「人生脚本」は交流分析の流れからうける印象ではあまり肯定的なイメージがない。が、、脚本を失うと危ないのだということがとてもよく分かった。どんな悪い脚本も一気に消去するのではなく、少しずつ修正するのが安全なんだな、と子の危なげな様子をハラハラと見守りながら、しみじみと思った。

さて余談だが、本の中にこんな一文があった。

「スタイナーは、子どもに対して真実を曲げたり、それを隠したりすることは、値引きと同じぐらい好ましくない影響を与える、といいます。この種の虚言には、クリスマス・イブにサンタ・クロースが来るという習慣的なものから、テレビのコマーシャルやセールスマンの売り込み、、、、、」

子は現在小4である。サンタを信じている。そしてどこから聞いてきたのか「小4になったらサンタさんが来ないんだって、本当?」と聞いてきた。

サンタを当たり前のように信じさせてしまった母としてはわきの下を冷たい汗がたらーっと流れたのがわかった。

手に汗握る瞬間だった。

その瞬間、なんの考えもなしに口が先に動いた。

「ね、サンタさんに何を頼むの?来なかったときのために、それ、買ってあげるよ。」

ということで、子は夏を前にクリスマスプレゼントになるはずだったものを手に入れた。

けど、スタイナーによると、こういう親の虚言はよろしくない、ということだ。

あら、どうしよう(汗)。

子が生まれたときまで戻らないともうどうにもならない(汗)。

サンタがらみで2度目の、わきの下に冷や汗たらり、であった。


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日本交流分析学会「交流分析とは」  → こちら

 ↑ 交流分析のエッセンスがわかりやすくまとめてある。子育て関連ではまずは「ストローク」をコントロールすることに目を向けるのが一番かもしれない。何かうまくいかないときがあったら、自分が自分のどの自我状態で子と接しているのかを観察してみる。どうしても親密に交流できない、ヘンだと思うときは、「やり取り分析(コミュニケーション)」を考えてみる。一番気にしてみるとよいのは「交差交流」ばかりをしていないか?という点だ。

上から目線ばかりのいやなママ友や威張ってばかりの嫌味な親せきとは「交差交流」を意図して会話をバンバンと断ち切るのが効果的なようだが。もっと気を付けたほうが良いのは、会話をすることで「楽しかった!」とはならずにイライラなど不快になる場合だ。ゲームを仕掛けられている可能性がある。PTAでも親戚でも子相手でも。子相手の場合は、ゲームをせざるを得ないほど追い込んでしまった親の態度を反省する機会となる。が、PTAや親せき相手の場合となると、反省などしている場合ではなさそうだ。



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