2015年02月24日

かえってきた名探偵(杉山亮)あなたも名探偵シリーズ8/進化している家族形態か

「あなたも名探偵シリーズ」2冊目。作品としては8巻目。順番に借りる気はないみたい。というか、順番を明確に書いてないので子にはわからないのかもしれない。順番に読む必要も感じられないので大丈夫だ。探偵の仕事がないので、仕方なく妻の勤める保育園で保父をするミルキー杉山。でも、事件が彼を放ってはおかない。「青いブランコ事件」「これはじけんなの?事件」「怪盗ムッシュまたまたあらわる」の3編。

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かえってきた名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵)

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あらすじを書くとすぐにネタバレしそうだ。ものすごい短編なのにものすごく面白い。夫の探偵の仕事を反対している(らしい)妻が、結局解いているんじゃない?と思うのだが(笑)。

ミルキー杉山探偵のご家庭事情が興味深い。フルタイムの保母をしている妻が単身で近所に「別居」中。ミルキー杉山がお子さんたちと一緒に住んでいる。そこまではいい。妻の誕生日には子供たちを寝かせていそいそとディナーに出かけるミルキー杉山。ミルキー杉山なる夫が探偵をやっていることだけが妻にとっての不満。それ以外は子供たちも含めて、みんなそれぞれに充分で、幸せなのだ。ここまでもいい。が、ふと気が付く。子供たちの様子をミルキー杉山に聴くわけでもない妻。子供たちのことを伝えるわけでもないミルキー杉山。お母さんのことに一切構っていない子供たち。そして、みんな実にあっけらかんとしているのだ。何かがないといけないわけではない。ミルキー杉山と妻は、初々しい恋人同士のようで素敵だ。子供たちものびのびと育っている。これが男の人の目線なのだろうか。いや、もしかしてこの形のほうが本来的に自然なのか。国際的には、ミルキー杉山が主流なのかもしれない。


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posted by kaho at 14:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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