2015年02月23日

まってました名探偵(杉山亮)あなたも名探偵シリーズ7/子供の乱読、どうする?

学校の図書館で「グレッグのダメ日記」を順調に3巻まで借りていた子。そろりーっと母に近寄ってきてこう言った。「図書館でね、気になる本を見つけたの。名探偵なの。グレッグのダメ日記、続きをどうしようか。」なるほど。

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まってました名探偵

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大人でも時々あるよね。乱読と呼ばれようと構いはしない。読書に限っては興味の赴くままに本を選ぶのが一番楽しい。下手に「〜べき」に囚われずに心の赴くままがいいと思うよ、と告げた。が、子がもう一度言う。「グレッグのダメ日記、どうしたらいい?」 そちらも読みたいらしいのだ。地域の図書館で借りることにしてもいいね、と言ったらようやく納得した。

ということで、借りてきた。「まってました名探偵」偕成社 (2000/12) 杉山 亮 (著), 中川 大輔 (イラスト)。1冊に2話入っている。絵と文字数の割合だけを純粋に見ると、「かいけつゾロリ」のほうが文字が多いかもしれない。が、「かいけつゾロリシリーズ」よりも小説に近い内容である。大人の読むミステリーと同じだ。なので、内容的に好き嫌いはあるかもしれない。が、翻訳物の上にやや文字数の多い「グレッグのダメ日記」よりも簡単に読めるのは確かだ。絵の雰囲気は、岡田淳氏の作風にも似ている。絵だけでも楽しい上に、文字だけでは子供には想像しにくいかもしれない細やかなシチュエーションをしっかりと具体的に描いている。ぎょっとするほど上手だ。

アガサ・クリスティー全読の母も、このミステリーは難しい。頭の柔軟な子のほうが早く正解にたどり着いている。ような気がする。

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posted by kaho at 03:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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