2017年01月25日

女は笑顔で殴りあう/ママ友対策はとても大切。 マウンティング被害から身を守ろう


昔々の話だ。目の前に座っていた人が長いジェルネイルを目の高さでひらひらさせ始めたと同時に、こんなことを言った。あらかじめ書いておくと、誰もその人の髪の毛にまったく注目していなかったし、何も言っていないのだが。

「髪ね、ぼさぼさだよね。行きつけの美容院ねぇ、昨日行っとこうと思ったんだけどぉ、トークの準備が間に合わなくってぇ。トークでこけたら最悪じゃん?人としての評価ガタ落ちだよねぇ。恥ずかしくってぇ、二度と行けなくなっちゃうよねぇ〜。そこ、気に入っているから、そうなったら困っちゃうしねぇ。この間親戚が集まってね。これも突然だったのねぇ。トークがねぇ。やっぱ準備って万端じゃないとねぇ。」

別にトークでその人を評価したりはしない。が、そんなところにまで気を配って自分を演出するのだなと感心しながら聞いたので、よく覚えていた。そして、この本を読んでわかったのが、この人のセリフの「機能」だった。

「行きつけの美容院」「トークの準備」「親戚が急に集まる」「準備は万端じゃないと」→プチ自慢。

「トークの準備が間に合わない」「こけたら最悪」「人としての評価ガタ落ち」「恥ずかしい」「二度と行けない」→プチ自虐→理想の高い自分を演出してトークに気を使わない人たちを落とす「自分が上よ」マウンティング。

無意識に自然の流れでこういう話をしたわけではない、ということだ。意図された「トーク」の一環だったのである。

この本、かなり以前に生協のちらしに載っていた。図書館になかったので買った。今回、本の整理整頓をしていて再度目に留まったのだ。何度読んでも新鮮だ。流行語のようでいて普遍性半端ないのかもしれない。マウンティングは最初は無意識に始めるものらしい。その動機はコンプレックスなのだそうだ

可能であればもう二度と会いたくない人って、いる。もう二度と行きたくない会合というのもある。マウンティストがいたのかもしれない、と気が付いた。

子育てをしているといろんな人に会う。一期一会だ。本当に身ぎれいにして美しい人たちがいる。お美しいなぁとただただ見惚れていた私は頭がお花畑である。「武装メイク」は戦闘開始の合図」なのだそうだ


マウンティスト・タイプ別
親友型、、、プライベートを詮索。根掘り葉掘り聞いた上で「親友だからあえて言うね」と。夫や彼氏のスペック、家賃などは恰好のマウンティングネタ。
カウンセリング型、、、「あなた、こうすればもっときれいになるとおもう。」「あんた私のようにすればモテるから」「おしゃレイプ」服をプレゼント。
プロデューサー型、、、「この人、こんなところが面白いの」「あなた、これやれば?」
事情通型、、、パソコン、「サブカルレイプ」
自虐型、、、ただの自虐や「腹見せ」との境は「ドヤ顔
無神経型(無意識型、、、「あなた、ちょっと薄幸そうよね」「陰のオーラが出てるわ」「今日は気合が入っていますね〜」
司会型、、、その場を仕切る。「ちょっと待って」と割り込んでくる。他の人には話しかけるのに一人の人を無視し続ける。司会型のマウンティストの最終形がバーか画廊を開く。バーや画廊はマウンティストにしたら恰好の餌場。

※マウンティングの意図のないフラットな会話であれば、ただの、人間関係のかかわり方の癖分類となる。そういうものと、マウンティングとの境はどの辺だろうか?と本の中では繰り返し考察している。

「相手にマウンティング仕掛けられても、コッチは返さないでいられる方法 (中略) こっちがリアクションするまでマウンティングされ続けることもある (中略) 応戦するぐらいしかスッキリする方法はないけれど、マウンティストと同じ土俵にあがってしまうと後からガクッとくる。これが、マウンティングの恐ろしいところ

マウンティングしたい要求を完全に封じると品がよく見えるという特典がついてくるのかも。(中略) 自分をよく見せたいとか、場を盛り下げたくないとか (中略) だけど、無理に他人が求める自分になる必要なんてないんだよね。」

かかわらないのが一番。ママ友トラブル相談Q&Aの典型的な答えのようだ。


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 ↑文庫本が出るらしい。


「女は笑顔で殴りあう マウンティング女子の実態」 → こちら
 ↑されたことがあるかも、と思った方の記事。対処法がすてきだ。

「女は笑顔で殴りあうを読んで」 → こちら
 ↑ご自分のマウンティング発言を分析して、マウンティングしまくりだった過去を反省なさっている記事。マウンティング発言の分析が、当たり前だけど、ものすごく的確。

「心のデトックス読書のススメ『女は笑顔で殴りあうマウンティング女子の実態』」  → こちら
 ↑していた自覚バリバリに芽生えた方の記事。自覚できる人なんていないんじゃないかと思っていた。なので、被害を受ける一方の人が対策として読む本かと思い込んでいた。自覚できるだなぁ、と記事を読んで、びっくりした。



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