2015年01月30日

「聴き方・話し方」のコツ(水島広子)/ママ友にも...もっと早く知っていれば(笑)

「対人関係療法のプロが教える誰と一緒でも疲れない『聴き方・話し方』のコツ」という長い題名の本である(2014/1/25出版)。この本は、真に優れたノウハウ本だ。実際にはそこまではうまくはいかないだろうとは思う。性善説に基づいているような気もするのだ。著者もそこかしこでさりげなく触れているが、相手を見極めたうえで事に当たるのが最善である。

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対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ

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人と話をするということは、日頃は無意識に行っている行為である。が、交流分析を持ち出すまでもなく、コミュニケーションには構造がある。自分が起こそうとしているアクションが、構造の中の何に当たるのかを考えると、効果的である、ということだ。そして、、、

この本の「はじめに」を読むと、この世にはコミュニケーションに関する本があふれているらしい。それだけ悩んでいる人が多いということだ。「でも、」と続く。コミュニケーションには「相手がいる」のだと言う。当たり前ではないか?そうだろうか。

目の前にいる「相手」をどのような「相手」として表すのか、ということなのだ。それは、話し手にゆだねられていることなのではないだろうか。更には自分である。自分をどのように解釈し現しているのか。そこにコミュニケーションに関する能動性の可能性を見るのだ。と、著者はもっとわかりやすい言葉で順を追って噛み砕いて教えてくれている。

はじめにーーーコミュニケーションとは、人と人のやりとり
第1章 コミュニケーション力とは?
         −−−コミュニケーションの役割を知っておこう
第2章 コミュニケーションの基本姿勢 「話す力」を身につけよう
第3章 コミュニケーションの基本姿勢 「聴く力」を身につけよう
第4章 「自然なコミュニケーション」をしよう
         −−−自分・相手・関係性の「限界」を受け入れようーーー
第5章 ストレスフルなコミュニケーションを上手にこなすコツ
第6章 自分の思いがきちんと伝わるコミュニケーションのコツ
第7章 コミュニケーションを自在にコントロールする秘訣
          −−−もうどんな状況でも大丈夫ーーー
第8章 集団を相手にしたコミュニケーションのコツ

まずはコミュニケーションの中に身を置く時の心得。どういう立ち位置で身を置くのかを考える。そして、それでよしとすることだ。次、コミュニケーションの相手を味方として現すこと。そして、どんな場合にも自分の領分を守ることがコツだという。相手の領分に立ち入らない。そして、領分に立ち入られたら対処することだ。自分の領分を意識すること。境界線を意識することである。

トラブルに対処する方法を知っていることが大切である、と書かれているのではないかと思った。こういう時はこうする。ああいうときはああする。それを反射的に出来るようになると確かに、人と関わることは怖くなくなる。そして、自分の領分と相手の領分の境界を意識することは本当に大切だと繰り返し言っている。 トラブルを未然に防ぐためにも、そしてトラブルが発生したときにそれ以上こじらせないためにも。

怒らせたら詫びる。こちら側からのコミュニケーションで気分を害したのであるから当然である。手を尽くして詫びるしかない。が、詫びを受け入れてもらえるかどうか。そこからは相手の領分なのだと書いてある。そこにしっかりとした線引きが出来るかどうかが、天国と地獄の境かもしれない。

もちろん天性の人がいる。そういう人をコミュニケーションの達人というのかもしれない。が、ノウハウを身につけることによってある程度は補えるのではないか?コミュニケーションというのはそういう分野の活動かもしれない。


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