2019年08月31日

まんがで身につくめざせ!あしたの算数王1〜7/再び、そして三度目にはコラムのまとめ作成したよ、下剋上算数(桜井信一)と合わせて


まんがで身につくめざせ!あしたの算数王1〜7
著者 ゴムドリco.
監修 竹内 洋人
イラスト 朴 康鎬
翻訳  猪川 など
2016年4月1日〜2018年2月16日
岩崎書店

新小5への進級時に算数でつまづいて塾を辞めて小6の夏休みになってもまだ算数に関しては同じところを右往左往していた。計算問題は小学校の授業よろしく最初から最後までなんの工夫もなく実直にひたすら力づくで筆算していくので、それだけで時間オーバーだ。文章題にいたっては小6の夏休みになってもまだ文章題の文章を理解していなかった。そんな状態をどうにかしたくて、このマンガを読むこと3度目?それまでは、物語を楽しく読んでおしまいにしていたらしい(オーマイガーッ)のだが、3度目の正直というか今回はメモを取りながら読んでいた。そして、スパートがかかったのだ。

本人の頭の中で何かに引っかかったままだったんだろう。それがとれた。とれてからは速かった。特殊な何とか算はすべて連立方程式をさっさと立てて解くようになり、平面はおろか立体問題もすらすらと解くようになってしまった。

このマンガ本と下剋上算数に支えられてどうにか堪え切ったけれど、ここまでの2年弱くらい?がとても辛かった。しかも、中受終わって中学生になったとたんに数学は大得意になったのだから、なんだかすべてがよくわからないm(__)m。

さて、

こんなに素晴らしい本は日本のものにはない。算数が本能的にわからない人にはうってつけだ。どんなにほかにやることがあっても、算数を素通りできないのであれば、何度でも読めばよいと思う。我が家ではそう思っているので1冊2000円もして高いけれど、コストパフォーマンスは大丈夫なのだ。



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2019年08月28日

サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記(Diana Harmon Asher )2019年第65回青少年読書感想文課題図書3/3/日本の教育現場もこんなふうだったらよいのになぁ


サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記
ダイアナ・ハーモン・アシャー(Diana Harmon Asher )
武富 博子 訳
2018/10/10
評論社


最初は敬遠した。翻訳本を読むのはこの年齢になるともうかったるい。現に、課題図書の先に読んだ2冊よりもはるかに文字数が多いし、たくさんの文字数を読んだ割には情報量が少ない。翻訳本の特徴そのものの冗長さだ。しかも、注意欠落障害の主人公の目を通してみる日常風景はほんとうにとっちらかっていて、読んでいてめまいがしそうなのだ。

主人公にとっての日常はこんなふうなのだなぁ、早くなにか始まらないかなと思っていたらじき始まった。けどそれも、主人公の目を通してのそれは情報がとっちらかっていて、主人公は何をすることになったのかなかなか把握しきれない。

けど、こんな状態で良く生活ができているなぁと感心していたら主人公も同じことを思っていたりして、少しずつ共感が沸いてくる。


先に読んだ「ある晴れた夏の朝」はアメリカ在住ではあるけれど日本育ちの人が書いたものなのでアメリカの学校生活についてわかりやすいけれど、生々しさは少し足りない。が、この小説はもろにアメリカ人が書いている。学校生活におけるカーストの生々しさ半端ない。暴力も日常のサバイバルであることがとてもよくわかる。これは、主人公が注意欠落障害で通級だからではない、という点が生々しいのだ。白人という人種は本当に攻撃的な人種なんだなぁと子供たちの世界を見ているととてもよくわかる。そのことが真正面から描かれている。

さらには、アメリカという国が男女ペアを基本にしている様子も真正面から描かれる。

日本でも爆発的に流行している「グレッグの日記」が本場アメリカでも小説に話題にされるほどのものであることや、ネットやSNSとの関係などもさりげなく当たり前のように日常に描かれていて興味深い。

そして何よりも、アメリカという国が定住を前提としていないということが、浮き上がって見えてくるように描かれていて、素晴らしい物語だと思った。

面白かった。

正直に「最初は面倒だと思ったけれど、ものすごく面白かったよ!」と子に伝えたところ、子も一晩で読んでしまった。

すばらしい本だった。

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サイド・トラック: 走るのニガテなぼくのランニング日記

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ところで、作者についてググっていたら、作者ではなくて「読書感想文の書き方」というHPが見つかった。そういえば、学校からのプリントに「コピペ禁止」が書かれていた。本当にこういうHPがあるんですね。子が自由にネットを使うことができなくて、よかったかもと思った。読書感想文は夏休みの宿題の中では重くてじゃまっけなのだけれど、文章を自力で書くことは年に1度くらいは取り組んでほしいと思う。逃げ道があらかじめあるとわかっていたら、真剣度がちょっと違うかもしれないからと思ったことだった。



【星の旅人/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の例文と書き方のコツ・ポイント → こちら
【ある晴れた夏の朝/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント → こちら


↑ このサイトでは、読みやすさや読書感想文の書きやすさを評価してある。
それによると、「サイドトラック」は 読みやすさ 4/5 書きやすさ 3/5 で、ダントツトップ。
「ある晴れた夏の朝」が 読みやすさ 3/5 書きやすさ 2/5 で、そこそこ。
子が感想文に選んだ「伊能忠敬」はなんと、 読みやすさ 2/5 書きやすさ 2/5 で最低だった。

「伊能忠敬」が一番読みやすかったけどなぁ。本当に読書というのは主観的な行為だ。人それぞれなんだなぁ。

【読書感想文2019】中学生の課題図書あらすじ・簡単おすすめ本の選び方 → こちら
↑ とても参考になる。夏休みに入る前に読んでおくべきだったm(__)m



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2019年08月27日

ある晴れた夏の朝(小手鞠るい)2019年第65回青少年読書感想文課題図書2/3/アメリカのティーンの学生生活、文化、ディベートの本当の姿をアメリカ在住の日本人によって描写されているのが興味深い


ある晴れた夏の朝
小手鞠 るい
タムラ フキコ  イラスト
2018/7/13
偕成社

2019年第65回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書の3冊のうちの2冊目。子も私もこれを伊能忠敬よりも先に読んだ。読み始めると止まらなくなった。題名から察することができるが原爆の話だ。身構えたけれど、深夜に読んで怖くなるほどの描写はなかったのでほっとした。

読み始めたときには訳本かと思い込んでいた。それにしては文章が読みやすいすぎると気がついて作者を見て日本人の文章なのだと気が付いた。そのくらい内容はアメリカ人が書いたのかと思うほどアメリカ的。しかも、主人公の母親を日本人に設定していることと主人公自身が幼少時は日本で(作者の故郷である岡山)にしているので現実感、臨場感にあふれていて地についている。巻末の作者の略歴を読むと作者は1956年生まれで1992年にはニューヨーク州ウッドストック在住。アメリカの教育に詳しいわけで、とても興味深かった。

アメリカのティーンエイジャーたちの忙しさは聞きしに勝るい忙しさらしい。そして、夏休みの過ごし方がそのまま将来の職業に結びついていくのは本当なんだなと。

ディベイトの準備の仕方、グループでのやり方などの裏話も興味深いし、勝つための作戦なども知らなかったことばかりで食い入るように読んでしまった。

以下ネタバレ





最後のどんでん返しはありきたりだった。語りつくされているというのか。でもそれは大人にとってであり、子にとっては結構新鮮な話だったようだ。感動していた。


子はこの本と伊能忠敬の本のどちらで感想文を書こうかと悩んだ。が、小学校の頃に原爆についてはいろいろとレポートを書いたこともあり、そして生来の歴史好きがむくむくと顔を出して伊能忠敬にしたようだ。主人公が女の子だったので感情移入がもう一歩追いつかなかったことも遠因かもしれないね。


この課題図書と言うのを読んだ時、本当に久しぶりによい読書をしたと思った。

課題図書だからと言うのではないのだけれど、こういう本を沢山読むのが良いなぁとしみじみと思った。

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ある晴れた夏の朝

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タグ:課題図書
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2019年08月26日

星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚(小前亮)2019年第65回青少年読書感想文課題図書1/3/素晴らしい歴史ファンタジー、こんな本があったんだね


星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚
小前亮
2018/12/19
小峰書店

夏休みの感想文課題図書に上がっていたので図書館に予約を入れたところ、間に合った。予約しないと借りることができなかったわけだから、誰かが先に借りていたのは確かなんだけれど、読まれた形跡はない。まさに新品。図書館で本を借りることができたらそれだけでもお得感があるのだけれど、新品であればなおさらだ。思わぬ贅沢な読書となった。

東大で歴史を専攻した日本推理作家協会会員による歴史ファンタジー?ミステリー?少年の父親の真相を知りたいという純粋な気持ちにほだされる一行の中で、そんな少年らしい気持ちと裏腹に併せ持つ少年自身が戸惑うほどの野心の行方もミステリー仕立て。少年の野心をちゃんとわかって導く知恵者の伊能忠敬の、生来からの頼り甲斐と学者としての実直さだけではない商人らしい老獪さが一行を良い方向良い方向にと導くのか?的なミステリーなど、いろんなミステリーが短いストーリーに絡み合って、楽しいというか充実しているというか、面白い物語だった。

間間に書いてあるコラムはとてもわかりやすかった。私は物語を先に読み、終わってからコラムを読んでいったのだが、そのことを子に言うと「そんな面倒な」と言いつつ結局私と同じことをしたらしい(笑)。

課題図書でなかったらこの本に気が付くのが遅れたかもしれない。

普通?のミステリーも面白そうだし、歴史ミステリーもあらすじを読んでいるだけでワクワクしてくる。読書する時間が取れればこの作者の作品を網羅していくんだけれど、子が率先してそれをしてくれると嬉しいんだけどなぁと思うような良書だった。

面白すぎてあっという間に読めます。

子も途中で止めることができなくて最後まで読んでしまい、眠るのが夜明け前になっていました(笑)(笑)(笑)。

そうそう、子も「表紙の赤い魚とか、怪魚って?」とキョトンとしていましたが、このお話はただ単に地図を作るお話ではありません。北海道という特殊な場所での特殊な歴史と文化のまじりあいは、国内だけではなく国境を接しているロシアのものの入り込んで複雑で、そういうのを巧みにわかりやすく紹介しつつ物語は進み、そしてミステリーの肝となっています。よ。

そのように説明したところ、子が「あ!」と小さく叫んで嬉しそうにほほ笑んだ。

ついでに言うと、文化や地理的な国際的な特殊事情だけでなく、幕府の思惑や当時の家社会のありようなども複雑に絡み合ってじつに深い物語だ。こんなに短い物語にどうやったらこんなにいろんなことをわかりやすく盛り込めるんだろうかと考えると、力のある文章のなせる業に感動せざるを得ない。

2019年第65回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書の3冊のうちの1冊だ。3冊とも借りたのだが、子は全部読んで、そして、感想文を書く本としてこれを選んだ。日本史好きの子らしい選択ともいえる。が、わかりやすい文章に長編でもないのに内容がびっしりで、それは短い文章の言葉の使い方が秀逸で、少ない言葉ですべてを言い表すような表現がうなりたくなるほどすばらしい。少ない読書量子化要求していないのにこれほどまでにたくさんのことを雄弁に語っているのが何よりも説得力があったのだろう。

どんな感想を書いたのかは知らないのだけれど(最近は見せてくれなくなったm(__)m)、吟味して吟味して書いていた。良い文章に触れる大切さをひしひしと感じた夏休みとなった。


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星の旅人: 伊能忠敬と伝説の怪魚

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タグ:課題図書
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2019年08月06日

小説 秒速5センチメートル/文庫もコミック版も買った親に続いて子まで借りてきた!そしてコミック版を読み始めた


新海誠ライブラリー
小説 秒速5センチメートル
新海誠
2018/12/22(角川文庫からは2016/2/25)
汐文社

これのアニメを3年くらい前に見たのを子は覚えているそうだ。夜に大雪の中、男の子が一人で、夕方には着いて2時間ほど会えて帰ってこれるはずの予定が大幅に狂って、遅延する電車で4時間以上乗り継いで深夜に目的地にたどり着く、という設定が身につまされたらしい。

私にとっても衝撃的なアニメ作品だった。豪徳寺から乗って新宿で乗換え、大宮で乗換え、そして人のいない方向へと深夜に雪の中を13歳の男の子が一人でなんて。なんというシチュエーションだろうか。

現実的というか物理的に考えると深夜になるとしても、中1も終わりかけの男の子なのでそこまで危険なこともないだろうし、どんなに込み入った駅での乗換えでも、中学生に乗換えを訊ねられて丁寧に教えない駅員はいない。明るい性格であれば、雪の中に閉じ込められたら真っ先に運転席に向かっていくだろう。そして運転席のすぐ後ろを陣取ってたまに運転手さんに話しかければ淋しくない。こういうことをしない性格の主人公だから、辛いのだ。

子が借りてきたのはハードカバーで、うちにあるのは小さな文庫本だ。ついでにコミック版も買ってあってしかも、中古本として売りに出す用の段ボール箱に入れてあった。子のために取り出しながら読み直して、改めて良い物語だと思った。

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小説 秒速5センチメートル (新海誠ライブラリー)

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小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

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過去記事「アニメ映画「秒速5センチメートル」/こんな抒情的な物語を食い入るように見た子」 → こちら





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タグ:新海誠
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2019年08月05日

小説 ほしのこえ(新海誠)/衝撃的だった、大好きだ、小説版を読んでホッとした〜アニメ映画のラストは怖かったから、追記・再度借りてきた


新海誠ライブラリー
小説 ほしのこえ
大場 惑
新海誠 原作
2018/12/22(角川文庫からは2016/11/17)
汐文社

ねたばれします。

これは原作のアニメを2年くらい前に子と一緒にテレビの録画を見た。別作品である「秒速5センチメートル」で13歳の少年が延々と雪の関東平野を北上する場面も怖かったけれど、あの比ではない怖さがあった。15歳になるかならないかの女の子が両親からも友達からも引き離されて宇宙に連れていかれ、どんどんどんどん地球から離れていく。しかも、聞かされていなかった戦闘にうやむやなまま巻き込まれていく。最後は母艦を守る最上級の働きを単独で成し遂げるんだけれど、そのためにすべての動力源を使い切って自力では母艦に戻れなくなるところでアニメは終わっていた。真っ暗な宇宙に放り出されたままぷかぷかと遊泳して、そのあとは?と思ったら鳥肌が立ってしまった。

けれど、小説では母艦に親友がいて、彼女のSOSをしっかりとキャッチして回収してくれていた。多大な功績により主人公の女の子は自由を手に入れて、失った時間を順を追って取り戻しながら楽しそうに生き始めるところで終わる。

ところで、アニメと小説ではラストの切る場所が違うので、ずいぶんと印象が違うねと子に話しかけたところ「そう?」ですって。子はアニメを見た段階で主人公の女の子がちゃんと回収されることを知っていたのかな?ヒントか何かあったのかしら?もう一度、アニメを見てみることにしよう。

ただし、子はアニメを見たことは覚えているのだけれど内容は覚えていないんですって。ということは、ラストがあまりにも怖すぎて、思考停止を起こしてしまっていただけだという可能性もあるなぁ。いずれにしろ、もう一度一緒に見てみることにしよう。


長い旅を終えて再会した二人の年齢差は5歳(19歳と24歳)になっている。ワープした分を高速で戻ってくるから。そしてこの年齢差設定がいろんな意味であまりにも絶妙で、唸ってしまった。

それから、主人公の女の子が敵(?)と戦った場所がアガルタという惑星。戦いを「アガルタ会戦」と呼んでいた。「アガルタ」という言葉をどこかで聞いたような気がすると思ったら先に読んだ「星を追う子ども」で主人公たちが旅をした「地下世界」が「アガルタ」であることを思い出した。

「アガルタ」を調べてみたら、あった。Wikipedia → こちら 。アジアのどこか、または地球(世界)の中心にある高度な文明を持つ理想世界(都市)とのこと。地球空洞説を支持する世界観のようである。ファンタジーの世界ではおなじみの言葉(固有名詞?)なのかな。


子が、今読んでいるところである。もしも感想を口にするようなことがあったら、追記します。

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小説 ほしのこえ (新海誠ライブラリー)

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小説 ほしのこえ (角川文庫)

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2019年12月4日、追記
再び借りてきた。読んだの忘れて借りたのか、もう一度読もうと思ったのか、不明。どっちだろうね。どちらにしろ、中1のはじめと終わりは同じ人間とは思えないほど成長しているので、同じものを読んでも受け取り方が違ってくるかもしれないね。





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タグ:新海誠
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2019年08月02日

リスト★小説 星を追う子ども(新海誠、あきさかあさひ)/面白い世界観!文章は読みにくかったけれど面白かった。


新海誠ライブラリー
小説 星を追う子ども
あきさかあさひ
新海誠 原作
2018/12/22(角川文庫からは2017/6/17)
汐文社


夏休みに入って子がニコニコしながら借りてきた新海誠の本3冊のうちの1つ。本棚にあったものを全部借りてきたんだろうな。

「地下世界アガルタ」の着想と地上の我々の世界との関係性が面白い。せっかくここまで構想しているのだから、もっともっと厳密に詳細を詰めて巨大な世界観を構築すればものすごく面白いのに。そして「妖怪ウォッチ」や「スターウォーズ」のように過去の出来事をフォーカスしてみたり、世界観そのままに未来の世界を描いてみたりすると良いのに。そのくらい素敵だと思った。

アニメではどんな映像なんだろうかと気になって検索して予告編などを見てみた。映画の名作「スタンド・バイ・ミー」とアニメの名作「ラピュタ」か「ナウシカ」「トトロ」「ゲド戦記」を合わせたようなレトロな雰囲気。

最新作「天気の子」以外の劇場アニメ6本中、見ていないのはなぜか、これのみ。見てみたいなぁ。

ちなみに、この本、文章が読みにくかった。新海誠氏ご本人の文章を読みたいと切に思った。そう思いながら読んだのだけれど、そう思うのは私だけではなかったみたいだ。  → こちら「『星を追う子ども』読書メーター、感想レビュー」

さらにちなみに、同じリーズの「ほしのこえ」も新海誠氏ではなく大場惑氏によるノベライズだけれど、「ほしのこえ」は読みやすかった。というか、なにも引っかかるものはなかった。「『ほしのこえ』読書メーター、感想、レビュー」にも文章への違和感に関する記載は一切見当たらなかった。

KADOKAWA系列汐文社の「新海誠ライブラリー」ハードカバーの5刊セット(2019年4月)を図書館が仕入れたのかもしれない。子の借りてきた本はほぼまだ読まれていないようで、とてもきれいだ。装丁は単行本なので読みやすい。ターゲットもなるほど、小学校高学年から高校生となっている。

新海誠、長編短編アニメ
  彼女と彼女の猫(2000)
1、ほしのこえ(2002)★大場惑★佐原 ミズ
2、雲のむこう、約束の場所(2004)★加納 新太
3、秒速5センチメートル(2007)★新海誠★清家 雪子 
  猫の集会(2007)
4、星を追う子ども(2011)あきさかあさひ★三谷知子
5、言の葉の庭(2013)★新海誠★本橋 翠
  だれかのまなざし(2013)
  クロスロード(2014)
6、君の名は。(2016)★新海誠★琴音 らんまる 
7、天気の子(2019)新海誠

(番号を振っているのは中長編アニメ、太字は汐文社新海誠ライブラリーに入っている5冊。小説在り、★コミック版あり。橙文字は今回子が借りてきた3冊。)


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小説 星を追う子ども (新海誠ライブラリー) 単行本、ハードカバー

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小説 星を追う子ども (角川文庫)

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タグ:新海誠
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2019年08月01日

一生夢で食わせていきますが、なにか。(黒崎 蒼)/入荷したばかりの新本、ハラハラドキドキの止まらなさ、でもラノベとの付き合い方を再び考えた


富士見L文庫
一生夢で食わせていきますが、なにか。
黒崎 蒼
イラスト 水沢 悦子
2019/6/14
株式会社 KADOKAWA

「面白くて止まらないんだけれど、最後は尻切れトンボだった」が子の感想。巻末のマンガが尻切れトンボを補完している感じなんだけれど、それでも結局何が言いたいのかよくわからない。どうなっているんだろう?と思いながら「富士見L文庫」のWikipediaを見ると、ライトノベルだった。

大人が読むのと同じ装丁の文庫本なので手のひらサイズの読みやすさ。文章は言葉の羅列的だけれど読みやすさはぴか一。設定も物語もよくできている。漫画界の厳しさも職場の様子の描写もとても興味深い。先が気になって気になって時間が明けば続きを読んでしまう。が、終わってみるとどの人物もなぜかキャラ立ちしていなくて印象に残っていないし、2人の恋愛がどうなろうと知ったことではないような気分が残っただけだったのだけれどなんでだろう?これが子の言っていた「尻切れトンボ」感なのかも?

なんてことない平易な文章を説明的に連ねていることに関してはこれの前に読んだ「バケモノの子」も同じ印象だった。が、「バケモノの子」は文章を読むと映画で展開したものと同じような風景が頭の中に浮かび上がってきたし、登場人物も一人一人(一体一体?)個性的で魅力的だった。頭の中でどんどん動いて大活躍をしてくれた。読了感は満足以外の何物でもない。「バケモノの子」のノベライズもライトノベルに分類されているし、読み心地からしても小説家の力量と違うのがわかるのでライトノベルに違いないのだけれど。

富士見L文庫は「ライト文芸」という分野のレーベルとのこと。Wikipediaの「ライトノベル作家一覧」を見ると、大御所の赤川次郎氏、「ぼくらのシリーズ」の宗田理氏、小推理作家の綾辻行人氏の妻、小野不由美氏、ミステリー作家の乙一氏の名前もある。つまり、ラノベに分類されていて名作として著名なものも多い。なので全部ではないことは確かだがどうしても、おやつばかり食べてジュースばかり飲んで、ごはんを食べていない状態を思い浮かべてしまう。

踏み込んだ足がずるっと滑るときの感覚というのか、読書だからと思わないほうがよいというか、マンガやアニメにエネルギーと時間を費やすほうが実りが深いような気がするような、思考停止への道まっしぐらみたいな嗜好性と、もっともっとと欲求し始めるような依存性を感じてしまう。

吉川英治、柴田錬三郎、山本周五郎だって大衆小説(娯楽小説)だし、SFやミステリー、マンガをこよなく愛する身としてはラノベとの距離の取り方には迷う。ちょっと昔の読みにくい単行本や文庫に戻るのも時代に逆行しているような気がするので、この件に関しては小学校の頃にラノベを借りてきた時にも悩ましく思ったのを思い出した。

漫画会の様子や雰囲気はとてもよく伝わってきて面白かった。


一生夢で食わせていきますが、なにか。 (富士見L文庫)

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ライトノベル作家一覧Wikipedia  → こちら









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