2016年09月26日

毛利元就(ポプラ社)/西の真田昌幸か、睨まれたくない人物だなぁ


コミック版日本の歴史24
戦国人物伝
毛利元就
企画・構成・監修:加来耕三
原作:すぎた とおる
作画:中島健志
ポプラ社
2010年11月 第1刷
2011年5月 第2刷

あまりにも有名なのでこんなことをここで書く必要を感じないのだが、個人的備忘録として。広島県安芸高田市の1豪族から1代で現在の中国地方と九州の筑前と豊前を統治するに至った戦国武将。孫の輝元が関ケ原の戦いで、総大将を務め、山口県(萩市)に追いやられるが、そこから幕末、明治維新であれこれと〜安芸高田市は「当時交通の要所であり、文化水準の極めて高い地域だった」とのことで、Wikipediaを見ると、確かに有名人をたくさん輩出している。

元就の3男は小早川家を家督する。関ケ原で東軍に寝返り、西軍を敗北に導いてしまい、最後には東軍の徳川の時代に改易となってしまうあの小早川家だ。

巻末の豆知識によると、秀吉に疎んじられた秀秋の行き先として毛利家の養子に、という圧力があったらしい。お家のトラブルを水際で防ぐのが毛利家のやり方だ。本家に迎える代わりに小早川家の養子にした。その小早川秀秋の引き起こした結末だったことをわかりやすく書いてある。

本家(本居の孫)が西軍の総大将に担ぎ出された挙句、領土を恐ろしく縮小されてしまったことに関しては、辛口に、これも豆知識に書かれている。

「石田三成」や「関ヶ原の戦い」などでは文字で登場するだけで人物すら描かれていない毛利家だ。

毛利家はアルコール依存症に祟られていたらしい。大成した人物は飲めない人だったとある。毛利元就は健康オタクだったと豆知識にある。長生きした毛利元就は、豪族時代に自分をねじりつぶそうとした尼子氏を滅ぼすのが念願だったとこの本にはある。そうやって長生きした毛利元就の一生をかけてやってきたことを振り返ると、とにかく、自分にはむかってきそうな相手は、はむかってくる前にことごとくつぶしている。やっていることは尼子氏と同じではないかと呆れるのだが、身近なライバルからつぶすのは鉄則なのかもしれない。

戦国人物伝を読みながら、この年(どの歳)になってやっと、兵法、知略、調略をわずかながら学んでいることになる。もともとは仏教的慈愛とか、キリスト教的に、自分に関わる全ての人の幸せを願って今まで生きてきた。袖振り合う仲はみな仲間だ。が、こういう生き方どうやら、おめでたいらしい。生きにくいと思うことが、子育てをしていると増えてきた。自分のことをよく思わない人や自分を疎外したり、仲間外れにするような人にもよくしてき過ぎたのかもしれない、ということが微かに見えるようになってきた。

母親の人間関係が子の生き易さにも影響するのかと思うと、戦国武将らの生き方のほうが正しいのかもしれない、と反省せざるを得ない。喧嘩っ早い身近な人たちのことを、何をしているんだろう?と距離を置いてみていたような気もする。もしかしたら私はそんな人たちに守ってもらって今までのうのうと生きてきたのかもしれない。生まれて初めて、そんなことに気が付いた。

恐るべし、ポプラ社の戦国人物伝。


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毛利元就Wikipedia  → こちら
毛利元就(大河ドラマ)Wikipedia  → こちら
毛利氏Wikipedia  → こちら
要安芸高田市Wikipedia  → こちら

小早川秀秋はどうして関ヶ原の戦いで東軍に寝返ったのか?  → こちら
豊臣家を滅亡へ導いた秀吉の子「小早川秀秋」  → こちら

         
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posted by kaho at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学習漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする