2016年09月08日

いじめを考える(岩波ジュニア新書)なだいなだ/仰天の本質論


岩波ジュニア新書271
いじめを考える
なだ いなだ 著
1996年6月20日 第1刷発行

自分にとって、あまりにも内容が新しかったので、20年前の本だと知ってびっくりした。この本を読んで初めて気が付いたのだが、私の気のせいだろうか?「いじめ」とは何かを、いままで誰かが教えてくれたことがあっただろうか。ことの本質に触れると困る人があまりにも多すぎるから、故意に伏せられてきたのではあるまいか?いじめているほうはいじめているという自覚がないだろうし、いじめられている側はなんらかの劣等的な感情からそれを隠そうとするのかもしれない。そのあたりの事情をほじくり出してから、今度は今の学校でのいじめの問題がなぜ生じているのかを考察している。

簡単にいうと、「いじめ」の歴史かも。

学校でのいじめの本質は、軍隊でのいじめの世襲らしい。学校の中でも体育会系にその名残がこってりと残っているのだそうだ。

そもそも「いじめ」の本質的なところを考えると、たとえば最近の流行の「毒親」は、いじめである。長女が犠牲になることが多い。兄弟の中で上に生まれているのにその権利をことごとく親にはく奪されて育つ。気が付いた時には家族の中で最下層に位置している。弟妹は親の庇護のもとで大きな態度を取っていて、当然のように姉に世話を求める状態が固定する。しかも、末っ子のようにかわいがられてもいないのだから生きづらいことこの上ない。その目的は、母親の奴隷を作ることにある。この本にはこのことはどこにも書かれていなかったが、読んでいたらそのことがとてもよく分かった。

さて、精神的快楽を得たいだけの場合はいわゆる「いじめ」(軽犯罪)、他者侵害(暴行、傷害や略奪、それ以上)を伴う場合は非行(犯罪)である。

そのように、しっかりと言葉にして教わっていないお子さんが、多すぎるんじゃないかな、とふと思った。


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いじめ総合対策サイト「いじめの中身は犯罪です」 → こちら
 ↑ しっかりと書いてありますね。いじめの内容がどういう名前の犯罪に該当するのか明記してあります。



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