2015年02月25日

グース(Fly Away Home)/せっかくの映画を日本語で見てしまった。が、、、

先日BS日テレで放映していたものを録画した。映画に出てくるのはカナダガン。雁という鳥は大きい。白鳥ほどではないが、一抱えほどのボリュームがある。よちよち歩きの赤ちゃんよりも大きいという印象だ。そんな鳥が、ピヨピヨのヒヨコ時代から必死に自分の後ろをついて走り回ってくれるなんて、動物好きの子どもにはたまらない魅力だろう。その上、グライダーを強くしたような飛行機に乗って、雁たちの先頭を飛ぶのだ。子は夢中になるに違いないと思った。大当たり。日本語吹き替え、自然な調子で好感が持てる。吹き替えしか見たことがなかったことになかなか気が付かなかった。

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子に、グースの複数形は?と問うと「ギース!」と即答する。が、日本語で何というのか知らなかった。「ニルスが一緒に飛んでいた鳥の群れがグースでしょ」と説明したら、「ニルスは人間だから飛べないの!ガチョウに乗っているんだよ!それに雁の群れだし!」と言う。雁はグースだし、ガチョウもグースだし。「でも白いよ!」豚とイノシシの関係だ。グースを揶揄して心無い大人が使う言葉がダック。もしかして、ダックリングなんて言っていない?「アヒルじゃないよ!」と子が映画に向かって抗議する。簡単なやりとりを聞いて「あれって、きっとこう言っているよね」と英訳し始めたり。やがて、「湖を渡ったらどうして軍に包囲されるの?」「どうして嫌がらせする人がいるの?」と次々と質問を飛ばし始めた。

芸術家同士の結婚と離婚。遠く離れた国で暮らしていた理由。野生の鳥を飼ってはいけないこと。野生の鳥を許可なく飼っているから盗まれた(保護された?でも、いくら違法だったからといって勝手に持って行くの、いいのかな)こと。雁は渡り鳥であること。渡りの速度や飛行時間に合わせて、人の乗る飛行機も設計しないといけないこと。中継点に湿地帯がないと雁は休めないこと。そのために、計画を練っていること。空を飛ぶときに許可の必要なこと。勝手な国境越えは、やばいこと。でも、アメリカ人はスケールの大きな面白い話が大好きなので大丈夫だったこと、開発をしたい人と自然を守りたい人との間の攻防戦。

説明しないとわからないことが、こんなに多い映画だったとは思わなかった。

しばらくして子が小さく叫んだ。「そうか!開発って、お金儲けだね!」 

子に質問されて、なるほどと思うところの多い映画だった。ニューヨークにも近いカナダのオンタリオ州には、子の大好きな絵本「バムとケロのもりのこや」の作者、島田 ゆか氏も住んでおられるらしい(Wikipediaより)。かつてはピアノの巨匠、グレングールドも。人々を魅せてやまない「ダーウィンが来た!」でもよく舞台になる大自然。水と森のバランスに優れた広大な自然が広がる一帯である。空を飛ぶことを趣味にしている人も多い。一方、ここから離れる妻が、遥かかなた南半球のニュージーランドを選ぶのも、いろんな意味で、なるほど、と唸るようなシチュエーションである。

そもそもなぜこのようなことが可能なのかといえば、白人の世界征服の歴史がある。アーリア人の大移動好きだ。しかも自分たちで破壊した自然を自分たちで取り戻すという、わけのわからないことを繰り返す。広大な草原や森林に互いが見えないようにポツリポツリと離れ離れに広大な家を建てて住む形態さえ、日本人とは明らかに性質を異にする。

国境に対する認識のこと。人種が同じなのに国が違うこと。その上に、経済学(?!)から、渡り鳥の生態、航空力学に至るまで。

子は抒情的な映画に退屈するタイプだ。最初からドタバタしていないと興味を持たない。この映画も冒頭は子にとってはわけがわからないと思われるし、本格的に楽しくなるのは中盤からだ。子、やや疲れ気味だった。楽しくなる前に眠ってしまうかな?と思ったのだが。少しずつ質問をし始めて、最後は身を乗り出して見ていた。終わってから「あら、眠るんじゃなかったの?」とからかったら「ま・さ・か」とあっけなく切り返されてしまった。


アマゾンを見て回っていたら、2作品パックというのを見つけた。2作品目は「ウォーター・ホース」。

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ネッシーをモチーフにした少年の話。2007年アメリカ。ニュージーランドで撮影されたスコットランドのお話だとWikipediaに載っていた。2007年といえば子が生まれた翌年だ。映画館デビューの1年前。そういえば宣伝していたのを思い出した。ネッシーは永遠に子どもたちのアイドルだ。音声、字幕とも英語、日本語完備。


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タグ:英語の映画